Aさんは家から1800m離れた図書館へ向かいました。初めは毎分50mの速さで歩き、途中から毎分200mの速さで走ったところ、出発から30分後に図書館に着きました。歩いた道のりを $x$ m、走った道のりを $y$ mとして、以下の問いに答えます。 (1) 連立方程式を作りなさい。 (2) 歩いた道のり $x$ と走った道のり $y$ をそれぞれ求めなさい。

代数学連立方程式文章問題道のり速さ時間
2025/8/11

1. 問題の内容

Aさんは家から1800m離れた図書館へ向かいました。初めは毎分50mの速さで歩き、途中から毎分200mの速さで走ったところ、出発から30分後に図書館に着きました。歩いた道のりを xx m、走った道のりを yy mとして、以下の問いに答えます。
(1) 連立方程式を作りなさい。
(2) 歩いた道のり xx と走った道のり yy をそれぞれ求めなさい。

2. 解き方の手順

(1) 連立方程式を作る
道のりの関係から、
x+y=1800x + y = 1800
時間の関係から、歩いた時間は x50\frac{x}{50} 分、走った時間は y200\frac{y}{200} 分なので、
x50+y200=30\frac{x}{50} + \frac{y}{200} = 30
したがって、連立方程式は次のようになります。
$\begin{cases}
x + y = 1800 \\
\frac{x}{50} + \frac{y}{200} = 30
\end{cases}$
(2) 連立方程式を解く
上記の連立方程式を解きます。2番目の式を4倍すると、
4x200+y200=120\frac{4x}{200} + \frac{y}{200} = 120
4x+y=60004x + y = 6000
1番目の式 x+y=1800x + y = 1800 を引くと、
3x=42003x = 4200
x=1400x = 1400
x+y=1800x + y = 1800 より、
1400+y=18001400 + y = 1800
y=400y = 400
したがって、歩いた道のりは1400m、走った道のりは400mです。

3. 最終的な答え

(1)
$\begin{cases}
x + y = 1800 \\
\frac{x}{50} + \frac{y}{200} = 30
\end{cases}$
(2)
歩いた道のり:1400m
走った道のり:400m

「代数学」の関連問題

$S_n = \sum_{k=1}^{n} i^{k}$ が与えられています。ここで、$i$は虚数単位です。以下の問題を解きます。 (1) $S_4$ と $S_8$ を求めます。 (2) $m$ を...

複素数級数虚数単位シグマ
2025/8/11

数列の初項から第n項までの和 $S_n$ が $S_n = n^2 - 3n + 3$ で与えられているとき、一般項 $a_n$ を求める問題です。

数列一般項漸化式
2025/8/11

与えられた2次方程式 $x^2 - 2(a-3)x + a^2 - 12 = 0$ について、以下の3つの問題に答えます。 (1) $a = -4$ のときの解を求めます。 (2) 異なる2つの実数解...

二次方程式判別式解の公式解と係数の関係
2025/8/11

数列 $a_n$ が $a_n = 1 + \sum_{k=1}^{n-1} 3^k$ で定義されるとき、$a_n$ を簡単な式で表す。

数列等比数列シグマ和の公式
2025/8/11

与えられた式 $3 \cdot 3^{n-1}$ を簡略化してください。

指数法則指数計算式の簡略化
2025/8/11

与えられた式 $2 \cdot 2^n$ を簡略化します。

指数法則指数計算簡略化
2025/8/11

周囲が1440mの池を、AとBの2人が同じ場所から同時に出発して回る。反対方向に回ると6分後に出会い、同じ方向に回ると12分後にAがBに追いつく。AとBの速さをそれぞれ求めよ。

連立方程式速さ文章題
2025/8/11

与えられた数列の和を求めます。数列は以下の通りです。 $1 + (1+2) + (1+2+2^2) + \cdots + (1+2+2^2+\cdots+2^{n-1})$

数列等比数列シグマ級数
2025/8/11

数列の第 $k$ 項 $a_k$ が与えられており、$a_k = 1 + 2 + 2^2 + \cdots + 2^{k-1} = 2^k - 1$ である。このとき、$k=1$ から $k=n$ ま...

数列シグマ等比数列和の公式
2025/8/11

与えられた連立方程式を解く問題です。 連立方程式は次の通りです。 $ \begin{cases} 2x + y = 1 \\ x + 3(x+y) = 7 \end{cases} $

連立方程式一次方程式代入法
2025/8/11