底面の半径が4cm、母線が10cmの円錐がある。この円錐の高さと体積をそれぞれ求めよ。

幾何学円錐体積高さ三平方の定理
2025/8/11

1. 問題の内容

底面の半径が4cm、母線が10cmの円錐がある。この円錐の高さと体積をそれぞれ求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 円錐の高さを求める。
円錐の高さ、底面の半径、母線は直角三角形を構成する。円錐の高さをhhとすると、三平方の定理より、
h2+42=102h^2 + 4^2 = 10^2
h2+16=100h^2 + 16 = 100
h2=84h^2 = 84
h=84=4×21=221h = \sqrt{84} = \sqrt{4 \times 21} = 2\sqrt{21}
したがって、円錐の高さは2212\sqrt{21}cmである。
(2) 円錐の体積を求める。
円錐の体積VVは、底面積×\times高さ×13\times \frac{1}{3}で求められる。
底面積はπr2\pi r^2で与えられ、r=4r=4なので、底面積は16π16\piである。
高さは(1)で求めたように2212\sqrt{21}である。
したがって、円錐の体積は、
V=13×16π×221=32213πV = \frac{1}{3} \times 16\pi \times 2\sqrt{21} = \frac{32\sqrt{21}}{3}\pi
円錐の体積は32213π cm3\frac{32\sqrt{21}}{3}\pi \text{ cm}^3である。

3. 最終的な答え

(1) 円錐の高さ: 2212\sqrt{21} cm
(2) 円錐の体積: 32213π cm3\frac{32\sqrt{21}}{3}\pi \text{ cm}^3

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