## 問題の概要
問題4は、2次関数 が与えられており、 のグラフが点 を通るという条件の下で、以下の3つの問いに答える問題です。ただし、 は実数の定数で、 とします。
(1) を を用いて表す。
(2) のグラフの頂点が直線 上にあるとき、 の値を求める。
(3) (2) のとき、負の定数 について、 における関数 の最大値と最小値の差が となるような の値を求める。
## 解き方の手順
(1) を で表す
のグラフが点 を通るので、 が成り立ちます。
よって、
(2) の値を求める
平方完成すると、
したがって、頂点の座標は です。
頂点が直線 上にあるので、
より、
(3) の値を求める
のとき、
頂点の座標は です。
における の最大値と最小値を考えます。
頂点の 座標は なので、この範囲に含まれます。
よって、 で最小値 をとります。
における最大値は のときの です。
最大値と最小値の差は です。
問題文より、最大値と最小値の差が となるので、
## 最終的な答え
(1)
(2)
(3)