直方体の水槽があり、高さ20cmの板で底面がPとQの2つの部分に区切られています。給水管からPの方へ一定量の水を入れます。図3は、水を入れ始めてからx分後の底面Pからの水面までの高さycmの関係を表したグラフです。(i)給水管から入る水の量は1分間に何$cm^3$か。(ii)水面の高さが25cmになるのは、水を入れ始めてから何分後か。

応用数学体積図形一次関数文章問題
2025/8/11

1. 問題の内容

直方体の水槽があり、高さ20cmの板で底面がPとQの2つの部分に区切られています。給水管からPの方へ一定量の水を入れます。図3は、水を入れ始めてからx分後の底面Pからの水面までの高さycmの関係を表したグラフです。(i)給水管から入る水の量は1分間に何cm3cm^3か。(ii)水面の高さが25cmになるのは、水を入れ始めてから何分後か。

2. 解き方の手順

(i) 給水管から入る水の量を求める。
図3のグラフから、水面が20cmになるまで16分かかっていることがわかる。
底面Pの面積は 30×40=1200cm230 \times 40 = 1200 cm^2
水槽のPの部分の水面が20cmになるまでの水の量は、
1200×20=24000cm31200 \times 20 = 24000 cm^3
したがって、1分間に入る水の量は、
2400016=1500cm3\frac{24000}{16} = 1500 cm^3
(ii) 水面の高さが25cmになるまでの時間を求める。
水槽全体の底面積は、30×(40+20)=1800cm230 \times (40+20) = 1800 cm^2
水面の高さが20cmになるまで16分かかり、底面Pの部分は満水になっています。
水面が20cmから25cmになるまでの体積は、
1800×(2520)=1800×5=9000cm31800 \times (25-20) = 1800 \times 5 = 9000 cm^3
1分間に入る水の量は 1500cm31500 cm^3なので、
9000cm39000 cm^3貯まるには 90001500=6\frac{9000}{1500} = 6分かかる。
よって、水面の高さが25cmになるのは、水を入れ始めてから 16+6=2216 + 6 = 22分後である。

3. 最終的な答え

(i) 1500
(ii) 22

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