平行四辺形ABCDにおいて、$AB = 4$, $BC = CA = 6$である。2つの対角線の交点をO、辺BC, CDの中点をそれぞれM, Nとし、AMとBD, ANとBDの交点をそれぞれG, Fとする。 (1) OBの長さを求めよ。 (2) GFの長さを求めよ。
2025/8/11
1. 問題の内容
平行四辺形ABCDにおいて、, である。2つの対角線の交点をO、辺BC, CDの中点をそれぞれM, Nとし、AMとBD, ANとBDの交点をそれぞれG, Fとする。
(1) OBの長さを求めよ。
(2) GFの長さを求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 平行四辺形の対角線は互いの中点で交わるので、はの中点である。したがって、となる。
平行四辺形ABCDにおいて、, であるから、, である。
の長さを求める。三角形ABCと三角形CDAは合同なので、である。
平行四辺形の対角線は互いに二等分するので、、である。
となる。平行四辺形ABCDの対角線BDの長さを求める。
余弦定理を利用する。とすると、、である。
において、なので、
において、
(2) メネラウスの定理を利用する。において、直線ANについて考える。
において、直線ANについて考える。
3. 最終的な答え
(1)
(2)