1から150までのすべての整数を掛け合わせたとき、結果の数の末尾に0がいくつ並ぶかを求める問題です。

数論素因数分解末尾の0の個数階乗整数の性質
2025/4/6

1. 問題の内容

1から150までのすべての整数を掛け合わせたとき、結果の数の末尾に0がいくつ並ぶかを求める問題です。

2. 解き方の手順

末尾に0が並ぶ数は、10の倍数です。10は2と5の積であるため、1から150までの整数を掛け合わせたときに、2と5がいくつ含まれるかを考えます。2の倍数の数は5の倍数の数よりも多いため、5の倍数の数だけ考えれば良いです。
1から150までの整数のうち、
* 5の倍数は 1505=30\lfloor \frac{150}{5} \rfloor = 30 個あります。
* 25の倍数は 15025=6\lfloor \frac{150}{25} \rfloor = 6 個あります。
* 125の倍数は 150125=1\lfloor \frac{150}{125} \rfloor = 1 個あります。
ここで、x\lfloor x \rfloorxx の整数部分を表します。
したがって、1から150までの整数を掛け合わせた数に含まれる5の個数は、30+6+1=3730 + 6 + 1 = 37 個です。
よって、末尾に0が37個並びます。

3. 最終的な答え

37個

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