(1)
点Dは直線BC'と直線B'Cの交点なので、
OD=sOB+(1−s)OC′かつOD=tOB′+(1−t)OCと表せる。 ここでOC′=32c, OB′=32bなので、 OD=sb+(1−s)32c=t32b+(1−t)c bとcは一次独立なので、 s=32t, (1−s)32=1−t これを解くと、s=53, t=109 したがって、
OD=53b+52c (2)
点Eは直線AD上にあるので、OE=kOA+(1−k)ODとなる実数kが存在する。 OE=ka+(1−k)(53b+52c)=ka+53(1−k)b+52(1−k)c 点Eは平面A'BC上にあるので、OE=pOA′+qOB+rOCと表せ、かつp+q+r=1である。 OA′=32aなので、 OE=p(32a)+qb+rc=32pa+qb+rc 係数を比較して、k=32p, 53(1−k)=q, 52(1−k)=r p+q+r=23k+53(1−k)+52(1−k)=1 23k+55(1−k)=1 23k+1−k=1 21k=0 これは矛盾する。係数の比較を別の方法で行う。
Eは平面A'BC上にあるので、ある実数s, tを用いて
OE=(1−s−t)OA′+sOB+tOC=(1−s−t)32a+sb+tc また、Eは直線AD上にあるので、AD=lAEとなる実数lが存在し、 OE=OA+l(OD−OA)=(1−l)OA+lOD=(1−l)a+l(53b+52c) a,b,cの係数を比較して、 32(1−s−t)=1−l, s=53l, t=52l 32(1−53l−52l)=1−l 32(1−l)=1−l これはl=1のときのみ成立するため、OE=ODとなってしまう。 点Eが平面A'BC上にあることから、AE=sAB+tACと表せる。 OE−OA=s(OB−OA)+t(OC−OA) OE=(1−s−t)a+sb+tc また、点Eは直線AD上にあるから、OE=(1−l)OA+lOD=(1−l)a+53lb+52lc a,b,cの係数を比較して、 1−s−t=1−l, s=53l, t=52l よって、OAOA′+OBOB+OCOCは平面上の点だから、 32a′+22B+22C OE=αOA′+βOB+γOCと表せる。 ただし、α+β+γ=1 OE=(1−l)OA+53lOB+52lOC α,β,γは平面A',B,C上の点 OE=kOA+(1−k)OD OE=ka+(1−k)[53b+52c] ここで、OE=pOA′+qOB+rOC となる係数p,q,rの和は1となる =32pa+qb+rc k=32p, 53(1−k)=q, 52(1−k)=r ここで、p+q+r=1なので、23k+53(1−k)+52(1−k)=1 23k+55(1−k)=1 23k+1−k=1 21k=0 1015=OE