三角形ABCにおいて、$b=3, c=2, \angle A=60^\circ$であるとき、この三角形ABCの外接円の半径を求める問題です。

幾何学三角形外接円余弦定理正弦定理
2025/8/12

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、b=3,c=2,A=60b=3, c=2, \angle A=60^\circであるとき、この三角形ABCの外接円の半径を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、余弦定理を用いて辺aの長さを求めます。
余弦定理は、
a2=b2+c22bccosAa^2 = b^2 + c^2 - 2bc\cos A
です。与えられた値を代入すると、
a2=32+222(3)(2)cos60a^2 = 3^2 + 2^2 - 2(3)(2)\cos 60^\circ
a2=9+412(12)a^2 = 9 + 4 - 12(\frac{1}{2})
a2=136=7a^2 = 13 - 6 = 7
したがって、a=7a = \sqrt{7}となります。
次に、正弦定理を用いて外接円の半径Rを求めます。正弦定理は、
asinA=2R\frac{a}{\sin A} = 2R
です。よって、
R=a2sinA=72sin60R = \frac{a}{2\sin A} = \frac{\sqrt{7}}{2\sin 60^\circ}
sin60=32\sin 60^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}なので、
R=72(32)=73=733=213R = \frac{\sqrt{7}}{2(\frac{\sqrt{3}}{2})} = \frac{\sqrt{7}}{\sqrt{3}} = \frac{\sqrt{7}\sqrt{3}}{3} = \frac{\sqrt{21}}{3}

3. 最終的な答え

外接円の半径は 213\frac{\sqrt{21}}{3} です。

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