座標平面上に円 $C: x^2 + y^2 - 8x - 6y + 9 = 0$ と直線 $l: 4x - 3y + a = 0$ がある。ただし、$a$ は正の定数である。以下の問いに答える問題です。 (1) 円 $C$ の中心 $A$ と半径 $r$ を求める。 (2) 点 $A$ を通り、直線 $l$ に垂直な直線 $m$ の方程式を求め、直線 $l$ が円 $C$ に接するときの $a$ の値を求める。 (3) (2) のとき、直線 $l$ と $m$ の交点を $B$、直線 $l$ 上の $x$ 座標が $-1$ である点を $C$、直線 $m$ と $x$ 軸の交点を $D$ とするとき、3点 $B, C, D$ を通る円の中心 $E$ を求め、$\triangle ADE$ の面積 $S$ を求める。
2025/8/12
1. 問題の内容
座標平面上に円 と直線 がある。ただし、 は正の定数である。以下の問いに答える問題です。
(1) 円 の中心 と半径 を求める。
(2) 点 を通り、直線 に垂直な直線 の方程式を求め、直線 が円 に接するときの の値を求める。
(3) (2) のとき、直線 と の交点を 、直線 上の 座標が である点を 、直線 と 軸の交点を とするとき、3点 を通る円の中心 を求め、 の面積 を求める。
2. 解き方の手順
(1) 円 の方程式を平方完成する。
よって、円 の中心 は 、半径 は である。
(2) 直線 の傾きは である。
直線 は直線 に垂直なので、傾きは である。
また、直線 は点 を通るので、直線 の方程式は、
直線 が円 に接するとき、円 の中心 と直線 の距離は半径 に等しい。
点と直線の距離の公式より、
または
または
は正の定数であるので、
(3) (2) のとき、、
交点 の座標を求める。
よって、
直線 上の 座標が である点 の 座標を求める。
よって、
直線 と 軸の交点 の座標を求める。
よって、
3点 , , を通る円の中心 は、 を満たす。
より
より
よって、
, ,
の面積 は、
3. 最終的な答え
(1) ,
(2) ,
(3) ,