円に内接する四角形に関する問題です。 (1) 円弧CEと円弧EDの長さの比を求めます。 (2) 線分AQ=6, QC=1のとき、線分PDの長さを求めます。ただし、$∠APB = 30°$, $∠PAC = 60°$, 円弧AB+円弧CDは円周の$2/3$です。
2025/8/13
1. 問題の内容
円に内接する四角形に関する問題です。
(1) 円弧CEと円弧EDの長さの比を求めます。
(2) 線分AQ=6, QC=1のとき、線分PDの長さを求めます。ただし、, , 円弧AB+円弧CDは円周のです。
2. 解き方の手順
(1) 円弧AB+円弧CDは円周のなので、円弧BC+円弧DAは円周のです。
円周角の定理より、.
より、.
よって、.
また、より、.
円弧BC+円弧DAの円周角はなので、円弧BC+円弧DAは円周のです。よって、。
なので、
より、
なので、。
.
また、, より、
, .
円弧CEに対する円周角は, 円弧EDに対する円周角は.
, .
.
四角形ABDCは円に内接するので、.
円弧AB+円弧CDは円周のなので、対応する中心角の和は. 対応する円周角の和は.
.
円弧CE:円弧ED = .
なので、つまりは直径.
.
. よって、.
円弧CEに対する円周角、円弧EDに対する円周角なので、円弧CE:円弧ED = .
,なので、方べきの定理より、。
また、, なので、.
において、正弦定理より、。
円弧AB+円弧CDは円周のより、。
.
CE:ED=1:1
(2) 方べきの定理より、
, ,
方べきの定理より、
.
。.
3. 最終的な答え
(1) CE:ED=1:1
(2) PD=8