実数 $a$ に対して、命題「$a=5$ ならば $a^2 = 25$ である」の対偶とその真偽を求める問題です。

代数学命題対偶真偽代数
2025/8/12

1. 問題の内容

実数 aa に対して、命題「a=5a=5 ならば a2=25a^2 = 25 である」の対偶とその真偽を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた命題「pp ならば qq である」の対偶は、「qq でないならば pp でない」です。
ここで、pp は「a=5a=5」であり、qq は「a2=25a^2=25」です。
したがって、「qq でない」は「a225a^2 \neq 25」であり、「pp でない」は「a5a \neq 5」です。
よって、与えられた命題の対偶は「a225a^2 \neq 25 ならば a5a \neq 5 である」となります。
次に、対偶の真偽を調べます。
a225a^2 \neq 25 ということは、a5a \neq 5 かつ a5a \neq -5 であることを意味します。したがって、aa5-5 の場合、a2=25a^2=25 であっても a=5a=-5 ですから、a5a \neq 5 が成り立ちます。よって、対偶は真です。
別解として、元の命題が真であることを確認し、元の命題と対偶の真偽が一致することを利用することもできます。
a=5a=5 ならば a2=52=25a^2 = 5^2 = 25 ですから、元の命題は真です。したがって、対偶も真です。

3. 最終的な答え

対偶は「a225a^2 \neq 25 ならば a5a \neq 5 である」であり、真偽は「真」である。

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