空欄を埋める問題で、常用対数表を用いて $2.23 \times 2.52$ の概算を行う問題です。また、(4)では概算を用いて割り算の概算をします。

算数対数概算常用対数計算
2025/8/12

1. 問題の内容

空欄を埋める問題で、常用対数表を用いて 2.23×2.522.23 \times 2.52 の概算を行う問題です。また、(4)では概算を用いて割り算の概算をします。

2. 解き方の手順

(3)
まず、問題文の「対数はスコットランドの数学者アによって、16世紀末から17世紀初頭にかけて考案された」に対する答えですが、これはジョン・ネイピアです。
次に、log102.23log_{10} 2.23log102.52log_{10} 2.52 の値を求める必要があります。問題文では「常用対数表を用いて」と書かれてますが、ここでは具体的な値は不明なので、log102.230.348log_{10} 2.23 \approx 0.348log102.520.401log_{10} 2.52 \approx 0.401と仮定します。すると、2.23=100.3482.23 = 10^{0.348}2.52=100.4012.52 = 10^{0.401} となります。
2.23×2.52=100.348×100.401=100.348+0.401=100.7492.23 \times 2.52 = 10^{0.348} \times 10^{0.401} = 10^{0.348 + 0.401} = 10^{0.749} となります。
0.7490.749 を四捨五入して0.750.75 とすると、100.7510^{0.75} は約5.62なので、2.23×2.525.622.23 \times 2.52 \approx 5.62 です。
(4)
ア) 16.8÷3.0616.8 \div 3.06 の概算を求めます。
log1016.8log10(1.68×101)=log101.68+log10100.225+1=1.225log_{10} 16.8 \approx log_{10} (1.68 \times 10^1) = log_{10} 1.68 + log_{10} 10 \approx 0.225 + 1 = 1.225
log103.06log10(3.06×100)=log103.06+log1010.486+0=0.486log_{10} 3.06 \approx log_{10} (3.06 \times 10^0) = log_{10} 3.06 + log_{10} 1 \approx 0.486 + 0 = 0.486
log10(16.8÷3.06)=log1016.8log103.061.2250.486=0.739log_{10} (16.8 \div 3.06) = log_{10} 16.8 - log_{10} 3.06 \approx 1.225 - 0.486 = 0.739
100.7395.4810^{0.739} \approx 5.48
最終的な答え
(3)
ア: ジョン・ネイピア
イ: 0.348 (概算値)
ウ: 0.401 (概算値)
エ: 0.348 (概算値)
オ: 0.401 (概算値)
カ: 0.749 (概算値)
キ: 5.62 (概算値)
(4)
ア: 5.48 (概算値)

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