(1) まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=−x2+2mx+m2−4m+3 y=−(x2−2mx)+m2−4m+3 y=−(x2−2mx+m2−m2)+m2−4m+3 y=−(x−m)2+m2+m2−4m+3 y=−(x−m)2+2m2−4m+3 この2次関数は上に凸であるため、頂点が最大値となります。
頂点の座標は (m,2m2−4m+3) なので、最大値は 2m2−4m+3 です。 (2) (1)で求めた最大値を M とおくと、 M=2m2−4m+3 これを m の2次関数と見て、最小値を求めます。 平方完成すると、
M=2(m2−2m)+3 M=2(m2−2m+1−1)+3 M=2(m−1)2−2+3 M=2(m−1)2+1 この式より、m=1 のとき、M は最小値 1 をとります。