ある中学校の昨年の全校生徒数は440人であり、男子の人数を$x$人、女子の人数を$y$人とする。今年は男子が10%減少し、女子が5%増加した結果、全校生徒数が14人減少した。 (1) 昨年の人数に関する方程式を作る。 (2) 昨年からの人数の増減に関する方程式を作る。 (3) 連立方程式を解いて、昨年の男子の人数$x$を求める。

代数学連立方程式文章問題割合方程式
2025/8/13

1. 問題の内容

ある中学校の昨年の全校生徒数は440人であり、男子の人数をxx人、女子の人数をyy人とする。今年は男子が10%減少し、女子が5%増加した結果、全校生徒数が14人減少した。
(1) 昨年の人数に関する方程式を作る。
(2) 昨年からの人数の増減に関する方程式を作る。
(3) 連立方程式を解いて、昨年の男子の人数xxを求める。

2. 解き方の手順

(1) 昨年の生徒数に関する方程式は、x+y=440x + y = 440 となる。
(2) 男子が10%減少し、女子が5%増加したので、生徒数の変化は 0.1x+0.05y=14-0.1x + 0.05y = -14 となる。
(3) 連立方程式
x+y=440x + y = 440
0.1x+0.05y=14-0.1x + 0.05y = -14
を解く。
まず、2番目の式を100倍して、小数点をなくすと、 10x+5y=1400-10x + 5y = -1400 となる。
両辺を5で割ると、 2x+y=280-2x + y = -280 となる。
これを変形して、y=2x280y = 2x - 280 となる。
この式を1番目の式に代入すると、 x+(2x280)=440x + (2x - 280) = 440 となる。
3x280=4403x - 280 = 440
3x=7203x = 720
x=240x = 240

3. 最終的な答え

240 人

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