3点 A(-1, 6), B(1, a), C(a, 0) が一直線上にあるとき、a の値を求める問題です。

代数学直線傾き二次方程式座標因数分解
2025/8/13

1. 問題の内容

3点 A(-1, 6), B(1, a), C(a, 0) が一直線上にあるとき、a の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

3点が一直線上にあるということは、どの2点を選んで計算した直線の傾きも等しいということです。そこで、まず点Aと点Bを通る直線の傾きを計算し、次に点Aと点Cを通る直線の傾きを計算します。そして、この2つの傾きが等しいという式を立てて、aについて解きます。
ステップ1:点Aと点Bを通る直線の傾きを計算します。
傾きは y2y1x2x1\frac{y_2 - y_1}{x_2 - x_1} で計算できます。
点A(-1, 6)と点B(1, a)の場合、傾きは a61(1)=a62\frac{a - 6}{1 - (-1)} = \frac{a - 6}{2}
ステップ2:点Aと点Cを通る直線の傾きを計算します。
点A(-1, 6)と点C(a, 0)の場合、傾きは 06a(1)=6a+1\frac{0 - 6}{a - (-1)} = \frac{-6}{a + 1}
ステップ3:2つの傾きが等しいという式を立てて、aについて解きます。
a62=6a+1\frac{a - 6}{2} = \frac{-6}{a + 1}
両辺に 2(a+1)2(a+1) を掛けて分母を払います。
(a6)(a+1)=12(a - 6)(a + 1) = -12
a2+a6a6=12a^2 + a - 6a - 6 = -12
a25a6+12=0a^2 - 5a - 6 + 12 = 0
a25a+6=0a^2 - 5a + 6 = 0
この2次方程式を解きます。
(a2)(a3)=0(a - 2)(a - 3) = 0
したがって、a=2a = 2 または a=3a = 3
ステップ4:求めたaの値を吟味します。
a = -1 のとき、点Cの座標は (-1, 0) となり、A(-1, 6)とx座標が同じになるため、傾きが定義できません。そのため、この場合は除外する必要があります。しかし、今回求めた解は a = 2, 3 であり、a = -1 ではないため、両方とも解として適格です。

3. 最終的な答え

a = 2, 3

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