2次不等式 $-x^2 + 2kx + 2k - 8 \le 0$ がすべての実数 $x$ で成り立つような定数 $k$ の範囲を求める問題です。答えは「クケ $\le k \le$ コ」の形式で答えます。

代数学二次不等式判別式二次関数不等式の解法
2025/8/13

1. 問題の内容

2次不等式 x2+2kx+2k80-x^2 + 2kx + 2k - 8 \le 0 がすべての実数 xx で成り立つような定数 kk の範囲を求める問題です。答えは「クケ k\le k \le コ」の形式で答えます。

2. 解き方の手順

与えられた不等式 x2+2kx+2k80-x^2 + 2kx + 2k - 8 \le 01-1 を掛けて、
x22kx2k+80x^2 - 2kx - 2k + 8 \ge 0
とします。
この不等式がすべての実数 xx で成り立つためには、2次関数 y=x22kx2k+8y = x^2 - 2kx - 2k + 8 のグラフが常に xx 軸上にあるか、xx 軸に接している必要があります。これは、判別式 DDD0D \le 0 を満たすことを意味します。
判別式 DD は、
D=(2k)24(1)(2k+8)=4k2+8k32D = (-2k)^2 - 4(1)(-2k + 8) = 4k^2 + 8k - 32
です。
D0D \le 0 を解くと、
4k2+8k3204k^2 + 8k - 32 \le 0
k2+2k80k^2 + 2k - 8 \le 0
(k+4)(k2)0(k + 4)(k - 2) \le 0
したがって、4k2-4 \le k \le 2 となります。

3. 最終的な答え

4k2-4 \le k \le 2

「代数学」の関連問題

与えられた一次不定方程式 $35x + 9y = 2$ を満たす整数解 $(x, y)$ の組を求める問題です。

一次不定方程式整数解ユークリッドの互除法
2025/8/13

与えられた式が正しいかを確認します。式は $\frac{5}{3}t^2 - \frac{4}{3}t + \frac{8}{3} = \frac{5}{3}(t-\frac{2}{5})^2 + \...

二次式式の展開等式の検証
2025/8/13

2次関数 $f(x) = -x^2 + 6x + 1$ の $0 \le x \le a$ における最大値と最小値を、$a > 0$ の条件のもとで場合分けして求める問題です。

二次関数最大値最小値場合分け平方完成
2025/8/13

与えられた2次関数 $f(x) = -x^2 + (2a - 8)x + b$ について、以下の問いに答えます。 (1) 放物線 $y = f(x)$ の頂点の座標を求めます。 (2) $-1 \le...

二次関数最大値最小値平方完成判別式頂点2次不等式
2025/8/13

与えられた不等式 $\frac{1}{2}x - 1 \le \frac{2}{7}x + \frac{1}{2}$ を解き、$x$の範囲を求める問題です。

不等式一次不等式解の範囲
2025/8/13

与えられた文字式を簡略化し、空欄を埋める問題です。

文字式式の簡略化代入指数計算
2025/8/13

(1) 1本90円の鉛筆 $x$ 本と1本110円の鉛筆 $y$ 本を買ったときの代金を求める。 (2) 縦7cm, 横5cm, 高さ $x$ cmの直方体の体積を求める。

一次式体積計算
2025/8/13

次の2つの計算問題を解く。 (1) $\frac{2}{9}x + \frac{1}{5} + \frac{2}{3}x - 2$ (2) $(\frac{2}{15}x - \frac{3}{8})...

一次式計算分数
2025/8/13

$\frac{4}{9}x - \frac{1}{3}$ から $\frac{1}{4}x - \frac{2}{5}$ を引いた結果を求めます。

分数一次式計算
2025/8/13

この問題は、文字式の計算、数量を文字式で表す問題、そして文字式の表し方の問題です。 * 問題1: 文字式の計算(ア、イ) * 問題2: 数量の文字式表現(ウ、エ) * 問題3: 文字式の表...

文字式計算数量の表現代入
2025/8/13