(4) $\frac{1}{3+\sqrt{5}}$ の分母を有理化する。 (5) $\frac{2+\sqrt{2}}{2-\sqrt{2}}$ の分母を有理化する。 (6) 1次不等式 $\frac{3x-1}{2} > \frac{2}{3}x - 5$ を解く。 (7) 2次方程式 $2x^2 + 5x - 3 = 0$ を解く。 (8) xは実数とする。「$x^2=13$」は「$x=\sqrt{13}$」であるための必要条件、十分条件を答える。

代数学分母の有理化1次不等式2次方程式必要条件十分条件
2025/8/13

1. 問題の内容

(4) 13+5\frac{1}{3+\sqrt{5}} の分母を有理化する。
(5) 2+222\frac{2+\sqrt{2}}{2-\sqrt{2}} の分母を有理化する。
(6) 1次不等式 3x12>23x5\frac{3x-1}{2} > \frac{2}{3}x - 5 を解く。
(7) 2次方程式 2x2+5x3=02x^2 + 5x - 3 = 0 を解く。
(8) xは実数とする。「x2=13x^2=13」は「x=13x=\sqrt{13}」であるための必要条件、十分条件を答える。

2. 解き方の手順

(4) 分母を有理化するために、分母の共役な複素数 353-\sqrt{5} を分子と分母に掛けます。
13+5=13+53535=3532(5)2=3595=354\frac{1}{3+\sqrt{5}} = \frac{1}{3+\sqrt{5}} \cdot \frac{3-\sqrt{5}}{3-\sqrt{5}} = \frac{3-\sqrt{5}}{3^2 - (\sqrt{5})^2} = \frac{3-\sqrt{5}}{9-5} = \frac{3-\sqrt{5}}{4}
(5) 分母を有理化するために、分母の共役な複素数 2+22+\sqrt{2} を分子と分母に掛けます。
2+222=2+2222+22+2=(2+2)222(2)2=4+42+242=6+422=3+22\frac{2+\sqrt{2}}{2-\sqrt{2}} = \frac{2+\sqrt{2}}{2-\sqrt{2}} \cdot \frac{2+\sqrt{2}}{2+\sqrt{2}} = \frac{(2+\sqrt{2})^2}{2^2 - (\sqrt{2})^2} = \frac{4+4\sqrt{2}+2}{4-2} = \frac{6+4\sqrt{2}}{2} = 3+2\sqrt{2}
(6) 不等式を解きます。
3x12>23x5\frac{3x-1}{2} > \frac{2}{3}x - 5
両辺に6を掛けて
3(3x1)>4x303(3x-1) > 4x - 30
9x3>4x309x - 3 > 4x - 30
5x>275x > -27
x>275x > -\frac{27}{5}
(7) 2次方程式を解きます。
2x2+5x3=02x^2 + 5x - 3 = 0
(2x1)(x+3)=0(2x-1)(x+3) = 0
2x1=02x-1=0 または x+3=0x+3=0
x=12x = \frac{1}{2} または x=3x = -3
(8) x2=13x^2 = 13 ならば x=±13x = \pm \sqrt{13} です。
x=13x=\sqrt{13} ならば x2=13x^2 = 13 です。
したがって、x2=13x^2 = 13x=13x = \sqrt{13} であるための必要条件ですが、十分条件ではありません。

3. 最終的な答え

(4) 354\frac{3-\sqrt{5}}{4}
(5) 3+223+2\sqrt{2}
(6) x>275x > -\frac{27}{5}
(7) x=12,3x = \frac{1}{2}, -3
(8) ②

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