実数全体を全体集合とし、部分集合 A, B がそれぞれ $A = \{x | x \leq -2, 6 < x\}$, $B = \{x | x > 2\}$ で与えられたとき、集合 $\overline{A \cup B}$ に含まれる整数の個数を求める問題です。ここで、$\overline{A \cup B}$ は $A \cup B$ の補集合を表します。

代数学集合補集合不等式実数
2025/8/13

1. 問題の内容

実数全体を全体集合とし、部分集合 A, B がそれぞれ A={xx2,6<x}A = \{x | x \leq -2, 6 < x\}, B={xx>2}B = \{x | x > 2\} で与えられたとき、集合 AB\overline{A \cup B} に含まれる整数の個数を求める問題です。ここで、AB\overline{A \cup B}ABA \cup B の補集合を表します。

2. 解き方の手順

まず、AABB の和集合 ABA \cup B を求めます。
A={xx2,6<x}A = \{x | x \leq -2, 6 < x\} は、xx2-2 以下または 66 より大きい実数全体の集合です。
B={xx>2}B = \{x | x > 2\} は、xx22 より大きい実数全体の集合です。
したがって、ABA \cup B は、x2x \leq -2 または x>2x > 2 を満たす実数全体の集合となります。
AB={xx2,x>2}A \cup B = \{x | x \leq -2, x > 2\}
次に、ABA \cup B の補集合 AB\overline{A \cup B} を求めます。全体集合は実数全体なので、AB\overline{A \cup B}ABA \cup B に含まれない実数全体の集合です。
AB={x2<x2}\overline{A \cup B} = \{x | -2 < x \leq 2\}
AB\overline{A \cup B} に含まれる整数は、1,0,1,2-1, 0, 1, 244 個です。

3. 最終的な答え

4個

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