問題25では、実数 $a, b, c$ に関する二つの命題の真偽を判定します。 (1) $a=0$ ならば $ab=0$ である。 (2) $ac=bc$ ならば $a=b$ である。 問題26では、$x$ は実数、$n$ は整数とします。集合を用いて、次の命題の真偽を判定します。 (1) $x < -3$ ならば $2x + 4 \leq 0$ (2) $n$ は18の正の約数 ならば $n$ は24の正の約数
2025/8/13
1. 問題の内容
問題25では、実数 に関する二つの命題の真偽を判定します。
(1) ならば である。
(2) ならば である。
問題26では、 は実数、 は整数とします。集合を用いて、次の命題の真偽を判定します。
(1) ならば
(2) は18の正の約数 ならば は24の正の約数
2. 解き方の手順
問題25
(1) のとき、 となるので、この命題は真です。
(2) より 、つまり となります。したがって、 または 、つまり です。 の場合は と がどんな値でも が成り立ちます。例えば、 とすると、 となり は成り立ちますが、 です。したがってこの命題は偽です。
問題26
(1) のとき、 となります。したがって、 。よって、 が成り立ちます。
この命題は真です。
(2) 18の正の約数は です。24の正の約数は です。
18の正の約数である は24の約数ではありません。よって、この命題は偽です。
3. 最終的な答え
問題25
(1) 真
(2) 偽
問題26
(1) 真
(2) 偽