(1) 順列 $10P_4$ と $P_1$ の値をそれぞれ求めよ。 (2) 8人の高校生の中から3人を選んで1列に並べる方法は何通りあるか。 (3) "chart" という単語の5個の文字全部を1列に並べる方法は何通りあるか。 (4) 4人の生徒の中から、議長と副議長を1人ずつ選ぶとき、選び方は何通りあるか。ただし、兼任は認めないものとする。

代数学順列組み合わせ場合の数整数
2025/8/13
はい、承知いたしました。問題を解いていきます。
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1. 問題の内容

(1) 順列 10P410P_4P1P_1 の値をそれぞれ求めよ。
(2) 8人の高校生の中から3人を選んで1列に並べる方法は何通りあるか。
(3) "chart" という単語の5個の文字全部を1列に並べる方法は何通りあるか。
(4) 4人の生徒の中から、議長と副議長を1人ずつ選ぶとき、選び方は何通りあるか。ただし、兼任は認めないものとする。

2. 解き方の手順

(1)
順列の公式 nPr=n!(nr)!nP_r = \frac{n!}{(n-r)!} を使用します。
* 10P4=10!(104)!=10!6!=10×9×8×710P_4 = \frac{10!}{(10-4)!} = \frac{10!}{6!} = 10 \times 9 \times 8 \times 7
* P1=1!(11)!=1!0!=1P_1 = \frac{1!}{(1-1)!} = \frac{1!}{0!} = 1
(2)
8人の中から3人を選んで1列に並べる順列を求めます。
8P3=8!(83)!=8!5!=8×7×68P_3 = \frac{8!}{(8-3)!} = \frac{8!}{5!} = 8 \times 7 \times 6
(3)
"chart" の5文字を並べる順列を求めます。
5!=5×4×3×2×15! = 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1
(4)
4人の中から議長と副議長を選ぶ順列を求めます。
4P2=4!(42)!=4!2!=4×34P_2 = \frac{4!}{(4-2)!} = \frac{4!}{2!} = 4 \times 3

3. 最終的な答え

(1)
10P4=10×9×8×7=504010P_4 = 10 \times 9 \times 8 \times 7 = 5040
P1=1P_1 = 1
(2)
8P3=8×7×6=3368P_3 = 8 \times 7 \times 6 = 336通り
(3)
5!=5×4×3×2×1=1205! = 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 120通り
(4)
4P2=4×3=124P_2 = 4 \times 3 = 12通り
**40**

1. 問題の内容

5個の数字1,2,3,4,5から異なる3個の数字を取って3桁の整数を作るとき、次の数はいくつできるか。
(1) 300未満の数
(2) 偶数
(3) 5の倍数

2. 解き方の手順

(1)
300未満の数を作るためには、百の位が1か2である必要があります。
* 百の位が1の場合:十の位と一の位は残りの4つの数字から2つ選んで並べるので、4P2=4×3=124P_2 = 4 \times 3 = 12通り。
* 百の位が2の場合:十の位と一の位は残りの4つの数字から2つ選んで並べるので、4P2=4×3=124P_2 = 4 \times 3 = 12通り。
合計で12+12=2412 + 12 = 24通り。
(2)
偶数を作るためには、一の位が2か4である必要があります。
* 一の位が2の場合:百の位は残りの4つの数字から1つ選び、十の位はさらに残りの3つの数字から1つ選ぶので、4×3=124 \times 3 = 12通り。
* 一の位が4の場合:百の位は残りの4つの数字から1つ選び、十の位はさらに残りの3つの数字から1つ選ぶので、4×3=124 \times 3 = 12通り。
合計で12+12=2412 + 12 = 24通り。
(3)
5の倍数を作るためには、一の位が5である必要があります。
* 一の位が5の場合:百の位は残りの4つの数字から1つ選び、十の位はさらに残りの3つの数字から1つ選ぶので、4×3=124 \times 3 = 12通り。

3. 最終的な答え

(1) 24個
(2) 24個
(3) 12個

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