三角形OABにおいて、$|\overrightarrow{OA}| = 2\sqrt{2}$、 $|\overrightarrow{OB}| = \sqrt{5}$、$\overrightarrow{OA} \cdot \overrightarrow{OB} = 2$とする。辺ABを2:1に内分する点をCとし、直線OAに関して、Cと対称な点をDとする。 (1) $\overrightarrow{OC}$を$\overrightarrow{OA}, \overrightarrow{OB}$を用いて表せ。また、$|\overrightarrow{OC}|$を求めよ。 (2) $\overrightarrow{OD}$を$\overrightarrow{OA}, \overrightarrow{OB}$を用いて表せ。 (3) 三角形OBDの面積を求めよ。
2025/8/14
はい、承知いたしました。画像の問題を解きます。
1. 問題の内容
三角形OABにおいて、、 、とする。辺ABを2:1に内分する点をCとし、直線OAに関して、Cと対称な点をDとする。
(1) をを用いて表せ。また、を求めよ。
(2) をを用いて表せ。
(3) 三角形OBDの面積を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) 点Cは辺ABを2:1に内分するので、
次に、を求める。
よって、
(2) 点Dは直線OAに関して点Cと対称なので、はのへの正射影ベクトルにをかけたものと、のへの正射影ベクトルに垂直な成分を合わせたものになる。
方向の成分は、方向の単位ベクトルをとすると、
のへの正射影ベクトルは、 である。
したがって、
のに垂直な成分は、
よって、 は をに関して反転させたものであるから、 .
(3) 三角形OBDの面積は、三角形OBCの面積の2倍である。
三角形OABの面積をSとすると、
より、
.
したがって、
3. 最終的な答え
(1) 、
(2)
(3) 三角形OBDの面積は4