長さ1.0mの棒の両端A, Bに、それぞれ10Nと30Nの逆向きの力が働いている。この合力の向き、大きさ、および作用線がA点からどれだけ離れた位置を通るかを求める。有効数字は2桁で答える。

応用数学力学力のモーメント合力物理
2025/3/11

1. 問題の内容

長さ1.0mの棒の両端A, Bに、それぞれ10Nと30Nの逆向きの力が働いている。この合力の向き、大きさ、および作用線がA点からどれだけ離れた位置を通るかを求める。有効数字は2桁で答える。

2. 解き方の手順

(a) 合力の向き:
2つの力が逆向きなので、合力の向きは力の大きい方向、つまり30Nの方向。したがって、A点から見て下向きとなる。
(b) 合力の大きさ:
合力の大きさは、2つの力の差の絶対値で求められる。
F=30N10N=20NF = |30N - 10N| = 20N
(c) A点からの距離:
合力の作用点をA点から xx [m] の位置とすると、力のモーメントの釣り合いから、
30N×0m+10N×1.0m=20N×x30N \times 0m + 10N \times 1.0m = 20N \times x
10Nm=20N×x10N \cdot m = 20N \times x
x=1020m=0.5mx = \frac{10}{20} m = 0.5 m

3. 最終的な答え

(a) 下
(1) 0.5
(2) 20

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