1. 問題の内容
グラフを見て、与えられた4つの記述のうち、正しいものがいくつあるか答える問題です。
2. 解き方の手順
与えられた4つの記述を一つずつ検証します。
* **記述1:** 平成21年~25年において、首都圏全体の発売戸数が前年より増えた年は、東京都区部の発売戸数も増加している。
* 平成21年:首都圏全体は増加、東京都区部も増加。
* 平成22年:首都圏全体は減少、東京都区部は減少。
* 平成23年:首都圏全体は増加、東京都区部は減少。
* 平成24年:首都圏全体は増加、東京都区部は増加。
* 平成25年:首都圏全体は増加、東京都区部は増加。
よって記述1は正しくありません。
* **記述2:** 平成17年~19年において、契約数が最も多いのは平成17年である。
* グラフより、平成17年の契約率は85.4%, 平成18年の契約率は78.5%, 平成19年の契約率は83.1%なので、記述2は正しいです。
* **記述3:** 平成16年~25年において、首都圏全体の発売戸数の増加率は80%より大きい。
これは、ある年から次の年への増加率を言っているのか、16年から25年への増加率を言っているのかで解釈が分かれます。もしある年から次の年への増加率を言っている場合、グラフの目盛りから80%を超えることはないことがわかります。もし16年から25年への増加率を言っている場合は、計算をする必要があります。平成16年の首都圏全体戸数は6.749、平成25年の首都圏全体戸数は9.571なので、増加率は、 となり、41.8%なので、記述3は正しくありません。
* **記述4:** 平成16年~18年において、東京都区部の発売戸数の平均は2,400戸以上である。
* 平成16年: 1,639戸
* 平成17年: 2,439戸
* 平成18年: 3,096戸
* 平均: となり、2,400戸以上ではありません。よって、記述4は正しくありません。
正しい記述は記述2のみなので、正しい記述は1つです。
3. 最終的な答え
1つ