与えられた円 $C_1: (x-1)^2 + (y-1)^2 = 4$、放物線 $C_2: y = x^2 - x + 1$、点 $P(0, -2)$ について以下の問題を解く。 問1: 円 $C$ の中心の座標と半径を $u$ で表す。ただし、$C$ は点 $Q$ が $C_1$ 上を動くとき、線分 $PQ$ 上の点 $R$ で $PR:RQ = u:(1-u)$ を満たす点の軌跡である。 問2: $u = \frac{1}{2}$ のとき、$C$ の中心と点 $P$ を通る直線を $l$ とする。$l$ と $C_2$ で囲まれた図形の面積を求める。 問3: $\frac{2}{5} < u < \frac{2}{3}$ とする。$C$ が $x$ 軸と異なる2点 $A, B$ で交わるとき、$C$ の中心および $A, B$ を頂点とする三角形の面積を $S$ とする。$S$ を $u$ で表し、$S$ が最大になるときの $u$ の値を求める。
2025/8/14
1. 問題の内容
与えられた円 、放物線 、点 について以下の問題を解く。
問1: 円 の中心の座標と半径を で表す。ただし、 は点 が 上を動くとき、線分 上の点 で を満たす点の軌跡である。
問2: のとき、 の中心と点 を通る直線を とする。 と で囲まれた図形の面積を求める。
問3: とする。 が 軸と異なる2点 で交わるとき、 の中心および を頂点とする三角形の面積を とする。 を で表し、 が最大になるときの の値を求める。
2. 解き方の手順
問1:
点 の座標を とすると、 である。
点 の座標を とすると、
したがって、、。
これらを に代入すると、
よって、円 の中心の座標は 、半径は である。
問2:
のとき、円 の中心は 、半径は である。
点 と円 の中心 を通る直線 の方程式は、
直線 と放物線 の交点の 座標を求める。
交点の座標は 。
求める面積は
面積なので絶対値をとり、
問3:
円 が 軸と交わるので、 を代入する。
の 座標は 。
円 の中心から 軸までの距離は である。
三角形の面積 は
のとき、 なので、 である。
を で微分して、 とおくと最大値を与える が求まる。
のとき
のとき
が導関数を0にする一つの解なので、因数分解すると
より、
3. 最終的な答え
問1: 中心 、半径
問2:
問3: