長さ20cmの針金を2つに切り、それぞれの針金で正方形を作る。両正方形の面積の和が13cm$^2$以下となるようにするには、切断点をどの範囲にすればよいか。
2025/4/6
1. 問題の内容
長さ20cmの針金を2つに切り、それぞれの針金で正方形を作る。両正方形の面積の和が13cm以下となるようにするには、切断点をどの範囲にすればよいか。
2. 解き方の手順
まず、2つの正方形の一辺の長さをそれぞれ と とします。針金の長さの合計が20cmなので、
となります。
次に、2つの正方形の面積の和が13cm以下なので、
したがって、 となります。
正方形の一辺の長さが のとき、針金の長さは です。
のとき、針金の長さは cm
のとき、針金の長さは cm
切断点は8cmから12cmの間であればよいことになります。
針金を2つに切った時、片方の長さが cmだったとすると、もう片方の長さは cmです。
短い方の針金で作られる正方形の一辺の長さを とすると、 より
長い方の針金で作られる正方形の一辺の長さを とすると、 より
面積の和が13以下になるのは、の場合なので、
3. 最終的な答え
切断点を8cmから12cmの範囲にすればよい。