木の根元から水平に10m離れた地点から木の先端を見上げたときの仰角が21°である。目の高さが1.6mであるとき、木の高さを小数第2位を四捨五入して求めよ。ただし、$\sin 21^\circ = 0.3584$, $\cos 21^\circ = 0.9336$, $\tan 21^\circ = 0.3839$ とする。

幾何学三角比高さ仰角tan
2025/8/14

1. 問題の内容

木の根元から水平に10m離れた地点から木の先端を見上げたときの仰角が21°である。目の高さが1.6mであるとき、木の高さを小数第2位を四捨五入して求めよ。ただし、sin21=0.3584\sin 21^\circ = 0.3584, cos21=0.9336\cos 21^\circ = 0.9336, tan21=0.3839\tan 21^\circ = 0.3839 とする。

2. 解き方の手順

まず、目の高さから木の先端までの高さ(仰角に対する対辺の長さ)を求める。
木の根元から離れた距離が10mであり、これが仰角に対する隣辺の長さとなる。
仰角θ\theta、対辺の長さxx、隣辺の長さyyの関係は、tanθ=xy\tan \theta = \frac{x}{y} で表される。
したがって、目の高さから木の先端までの高さは、10×tan2110 \times \tan 21^\circで求められる。
問題文より tan21=0.3839\tan 21^\circ = 0.3839 なので、
10×0.3839=3.83910 \times 0.3839 = 3.839
目の高さから木の先端までの高さは 3.839m3.839 m である。
これに目の高さを足すと、木の高さとなる。
木の高さは 3.839+1.6=5.439m3.839 + 1.6 = 5.439 m である。
小数第2位を四捨五入すると、5.4mとなる。

3. 最終的な答え

5.4 m

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