円周上に点A, B, C, Dがあり、点Cにおける円の接線と直線ABの交点をPとする。角Pが$64^\circ$、角ABCが$110^\circ$であるとき、角ADC($x$)と角BAC($y$)を求める。

幾何学接線接弦定理円周角の定理角度
2025/8/14

1. 問題の内容

円周上に点A, B, C, Dがあり、点Cにおける円の接線と直線ABの交点をPとする。角Pが6464^\circ、角ABCが110110^\circであるとき、角ADC(xx)と角BAC(yy)を求める。

2. 解き方の手順

* 三角形PBCにおいて、角PCBを求める。
PCB=180(64+110)=180174=6PCB = 180^\circ - (64^\circ + 110^\circ) = 180^\circ - 174^\circ = 6^\circ
* 角BACは、接弦定理より、角PCBと等しい。
y=BAC=PCB=6y = BAC = PCB = 6^\circ
* 円周角の定理より、角ADCと角ABCの和は180180^\circである。
ADC+ABC=180ADC + ABC = 180^\circ
x=ADC=180ABC=180110=70x = ADC = 180^\circ - ABC = 180^\circ - 110^\circ = 70^\circ

3. 最終的な答え

x=70,y=6x=70^\circ, y=6^\circ

「幾何学」の関連問題

直角三角形ABCにおいて、斜辺ACの長さが7.8cm、角Aが30°であるとき、辺ABの長さを求める問題です。$\sqrt{3} = 1.73$ を使用します。

三角比直角三角形cos辺の長さ
2025/8/14

直線 $y = -\frac{2}{3}x + 6$ と直線 $y = x + 1$ があり、これらのグラフを用いて以下の問題を解きます。 (1) 直線 $y = x + 1$ と x軸との交点Aと、...

座標平面直線交点三角形の面積
2025/8/14

与えられた4つの三角関数の等式のうち、$\theta$が任意の角度である場合に成立するものをすべて選択する問題です。 (1) $\sin(180^\circ - \theta) = -\sin \th...

三角関数三角恒等式余角の公式
2025/8/14

点Aをある点Pを中心として時計回りに90度回転させた点が点A'である。点Aと点A'が与えられたとき、回転の中心Pを作図によって求める。

作図回転垂直二等分線幾何学的作図
2025/8/14

与えられた図において、角 $x$ の大きさを求める問題です。図形は五角形であり、内角の角度が $90^\circ$, $20^\circ$, $x$, $110^\circ$, $40^\circ$ ...

五角形内角の和角度
2025/8/14

三角形ABCがあり、各辺の長さは、$AB = 3$, $BC = 3\sqrt{2}$, $CA = \sqrt{3}$ である。三角形ABCの外接円の中心をOとする。直線AOと外接円との交点のうち、...

三角形外接円余弦定理円周角の定理正弦定理
2025/8/14

(1) 実数 $t$ が変化するとき、円 $(x+t)^2 + (y-2t)^2 = 4t^2$ が通過する領域を図示せよ。 (2) 点 $A(0, 1)$ を定め、点 $P$ は直線 $y = -1...

軌跡領域垂直二等分線判別式
2025/8/14

2点 $A(0, 2)$ と $B(2, 2)$ が与えられており、円 $x^2 + y^2 - 2ax - 2by = 0$ があります。この円の中心 $P$ の存在範囲を、以下の2つの場合について...

領域座標平面
2025/8/14

座標平面上の点Pから放物線 $y = x^2 + x$ へ2本の接線が引け、かつその2本の接線が直交するとき、点Pの軌跡を求める問題です。

軌跡接線放物線微分二次方程式
2025/8/14

点Bで垂直に交わる2つの線分AB, BCがあります。線分ABと線分BCに接し、半径が線分BCの長さの半分となる円の中心Oを作図する問題です。作図に用いた線は残しておく必要があります。

作図接線垂直二等分線角の二等分線
2025/8/14