不等式 $|x-4|<3x$ を、次の手順に従って解く問題です。場合分けをして不等式を解き、共通範囲を求める必要があります。

代数学不等式絶対値命題対偶必要条件十分条件二次方程式
2025/8/14
## 問題の回答
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4. 不等式 $|x-4|<3x$ を解く問題

1. **問題の内容**

不等式 x4<3x|x-4|<3x を、次の手順に従って解く問題です。場合分けをして不等式を解き、共通範囲を求める必要があります。

2. **解き方の手順**

(i) x4x \geq 4 のとき
x4=x4|x-4| = x-4 なので、不等式は x4<3xx-4 < 3x となります。
これを解くと、x>2x > -2 となります。
x4x \geq 4x>2x > -2 の共通範囲は、x4x \geq 4 です。
(ii) x<4x < 4 のとき
x4=(x4)=4x|x-4| = -(x-4) = 4-x なので、不等式は 4x<3x4-x < 3x となります。
これを解くと、4<4x4 < 4x より、x>1x > 1 となります。
x<4x < 4x>1x > 1 の共通範囲は、1<x<41 < x < 4 です。
(i), (ii) より、求める解は x4x \geq 4 または 1<x<41 < x < 4 です。
したがって、x>1x > 1 です。

3. **最終的な答え**

ス = 4
セソ = -2
タ = 4
チ = 1
ツ = 1
テ = 4
ト = 1
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5. 命題の問題

1. **問題の内容**

命題「x+y>2x+y > 2 ならば x>1x > 1 または y>1y > 1 である」について、その対偶と真偽を判断する問題です。

2. **解き方の手順**

(1) 命題Ⓐの対偶は、「x1x \leq 1 かつ y1y \leq 1 ならば x+y2x+y \leq 2 である」です。
対偶は元の命題の結論を否定して仮定にし、仮定を否定して結論にしたものです。
x>1x>1 または y>1y>1 の否定は x1x \leq 1 かつ y1y \leq 1 です。
x+y>2x+y>2 の否定は x+y2x+y \leq 2 です。
よって、ナ = 9、ニ = 7。
(2) x=0x=0, y=3y=3 のとき、x+y>2x+y > 2 は成り立ちますが、x>1x > 1 または y>1y > 1 は成り立ちます。
x=1.5x=1.5, y=1.5y=1.5 のとき、x+y>2x+y > 2 は成り立ち、x>1x > 1 または y>1y > 1 は成り立ちます。
一方、x+y>2x+y>2 が成り立つとき、x>1x>1 または y>1y>1 が成り立たない反例は存在しません。
例えば、x=0x=0, y=0y=0 のとき、x1x \leq 1 かつ y1y \leq 1 は成り立ちますが、x+y2x+y \leq 2 は成り立ちます。
したがって、対偶は真です。命題Ⓐの対偶は真であるから、命題Ⓐも真です。
よって、ヌ = 1、ネ = 1。

3. **最終的な答え**

ナ = 9
ニ = 7
ヌ = 1
ネ = 1
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6. 必要条件・十分条件の問題

1. **問題の内容**

x2+8x+15=0x^2+8x+15=0 が、x=3x=-3 であるための何であるかを判定する問題です。

2. **解き方の手順**

x2+8x+15=0x^2+8x+15=0 を解くと、(x+3)(x+5)=0(x+3)(x+5) = 0 となるので、x=3x = -3 または x=5x = -5 です。
x2+8x+15=0x^2+8x+15=0 ならば x=3x=-3 であるとは限りません。(x=5x=-5 の場合もあります。)
したがって、x2+8x+15=0x^2+8x+15=0 は、x=3x=-3 であるための必要条件ではありません。
x=3x=-3 ならば x2+8x+15=0x^2+8x+15=0 は成り立ちます。
なぜなら、(3)2+8(3)+15=924+15=0(-3)^2 + 8(-3) + 15 = 9 - 24 + 15 = 0 だからです。
したがって、x=3x=-3 は、x2+8x+15=0x^2+8x+15=0 であるための十分条件です。
したがって、x2+8x+15=0x^2+8x+15=0 は、x=3x=-3 であるための必要条件ではないが、十分条件である、つまり「十分条件であるが必要条件ではない」にあてはまります。

3. **最終的な答え**

ノ = 3

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