三角形ABCの外接円の半径$R$を求める問題です。 (1) $b = \sqrt{2}$, $B = 45^\circ$ (2) $c = \sqrt{6}$, $C = 120^\circ$

幾何学正弦定理外接円三角形三角比
2025/8/14

1. 問題の内容

三角形ABCの外接円の半径RRを求める問題です。
(1) b=2b = \sqrt{2}, B=45B = 45^\circ
(2) c=6c = \sqrt{6}, C=120C = 120^\circ

2. 解き方の手順

正弦定理を用いて外接円の半径RRを求めます。正弦定理は
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
で表されます。
(1)
正弦定理より、
bsinB=2R\frac{b}{\sin B} = 2R
b=2b = \sqrt{2}, B=45B = 45^\circを代入すると、
2sin45=2R\frac{\sqrt{2}}{\sin 45^\circ} = 2R
sin45=22\sin 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2}なので、
222=2R\frac{\sqrt{2}}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = 2R
2=2R2 = 2R
R=1R = 1
(2)
正弦定理より、
csinC=2R\frac{c}{\sin C} = 2R
c=6c = \sqrt{6}, C=120C = 120^\circを代入すると、
6sin120=2R\frac{\sqrt{6}}{\sin 120^\circ} = 2R
sin120=32\sin 120^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}なので、
632=2R\frac{\sqrt{6}}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = 2R
263=2R\frac{2\sqrt{6}}{\sqrt{3}} = 2R
2233=2R\frac{2\sqrt{2}\sqrt{3}}{\sqrt{3}} = 2R
22=2R2\sqrt{2} = 2R
R=2R = \sqrt{2}

3. 最終的な答え

(1) R=1R=1
(2) R=2R=\sqrt{2}

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