まず、y=f(x) が点 P(−1,2) を通ることから、 f(−1)=(−1)3+a(−1)2+b(−1)+c=−1+a−b+c=2 したがって、
a−b+c=3 ...(1) 次に、y=f(x) が直線 y=x+3 と点 P(−1,2) で接することから、f′(x)=3x2+2ax+b であるので、x=−1 における f(x) の接線の傾きは1です。 f′(−1)=3(−1)2+2a(−1)+b=3−2a+b=1 したがって、
−2a+b=−2 ...(2) 次に、点 Q(2,f(2)) における接線は点 P(−1,2) を通ることを利用します。 f(2)=23+a(2)2+b(2)+c=8+4a+2b+c 点 Q(2,f(2)) における接線の傾きは、f′(2)=3(2)2+2a(2)+b=12+4a+b y−f(2)=f′(2)(x−2) y−(8+4a+2b+c)=(12+4a+b)(x−2) この接線が点 P(−1,2) を通るので、x=−1,y=2 を代入すると、 2−(8+4a+2b+c)=(12+4a+b)(−1−2) −6−4a−2b−c=(12+4a+b)(−3) −6−4a−2b−c=−36−12a−3b 8a+b−c=−30 ...(3) (1), (2), (3) の連立方程式を解きます。
(1) より、c=3−a+b (2) より、b=2a−2 これらを (3) に代入すると、
8a+(2a−2)−(3−a+(2a−2))=−30 8a+2a−2−3+a−2a+2=−30 9a−3=−30 b=2a−2=2(−3)−2=−6−2=−8 c=3−a+b=3−(−3)+(−8)=3+3−8=−2