まず、点 (−2,−4) における接線を求めます。 放物線 C の導関数は y′=x+3 です。 点 (−2,−4) における傾きは y′(−2)=−2+3=1 です。 よって、接線の方程式は y−(−4)=1(x−(−2)) となり、y+4=x+2、すなわち y=x−2 となります。 次に、接線 y=x−2 と x 軸との交点を求めます。 x−2=0 より、x=2 です。 最後に、求める面積 S は、接線 y=x−2 と x 軸との交点である x=2 から、y=x−2 と y=0 の交点のx座標までの定積分を計算することで求められます。ただし、x軸より下の部分なので、積分結果に負号を掛けます。 S=−∫2a(x−2)dx ここで、aはx−2=0となるようなxの値です。 よって、x−2=0より、x=2ですから、a=2です。 この問題では、接線とx軸で囲まれた面積を求める必要があるので、x=2を積分の上端として考えることができます。 積分を実行すると、
S=−[21x2−2x]2a=−(21a2−2a−(21(2)2−2(2))) となります。
接線とx軸との交点(2,0)と問題文の点(-2,-4)のx座標(-2)を積分区間とする必要があるので、以下の積分計算を行います。
S=−∫−22(x−2)dx=−[21x2−2x]−22=−[(2−4)−(2+4)]=−(−2−6)=−(−8)=8