与えられた立体 $S$ (おそらく立方体または直方体) の体積が、3点 $P, E, G$ を通る平面によって2等分されるとき、$x$ の値を求めよ。ここで、$P$ は線分 $AE$ 上の点であり、$AE = 1$ であり、$AP=x$ であると考えられる。

幾何学立体図形体積立方体平面による切断四面体
2025/8/15

1. 問題の内容

与えられた立体 SS (おそらく立方体または直方体) の体積が、3点 P,E,GP, E, G を通る平面によって2等分されるとき、xx の値を求めよ。ここで、PP は線分 AEAE 上の点であり、AE=1AE = 1 であり、AP=xAP=x であると考えられる。

2. 解き方の手順

まず、立方体(または直方体)の体積を VV とします。平面 PEGPEG によって2等分されるので、立体 AEHGAEHG から平面 PEGPEG で切り取られる立体の体積は V/2V/2 である必要があります。
立方体の1辺の長さを aa とすると、AE=a=1AE=a=1 なので、a=1a=1です。したがって、立方体の体積 VVV=a3=13=1V = a^3 = 1^3 = 1 です。平面 PEGPEG によって分割された立体の体積は V/2=1/2V/2 = 1/2 となります。
ここで、四面体 AEPGAEPG の体積を計算します。
四面体 AEPGAEPG の体積は、底面を三角形 AEGAEG と考えると、1/3×(三角形AEGの面積)×(高さ)1/3 \times (\text{三角形}AEG \text{の面積}) \times (\text{高さ})で求められます。
三角形 AEGAEG は、AE=1,EG=2,AG=2AE=1, EG=\sqrt{2}, AG=\sqrt{2}の二等辺三角形です。三角形 AEGAEG の面積は 12×AE×EG=12×1×1=12\frac{1}{2} \times AE \times EG = \frac{1}{2} \times 1 \times 1 = \frac{1}{2}です。
すると四面体PEBGPEBGの体積は、VPEBG=16(1x)11=16(1x)V_{PEBG}=\frac{1}{6}(1-x)*1*1 = \frac{1}{6}(1-x)
AD=1AD=1より、PD=1xPD=1-xであるから、四面体DPEGDPEGの体積は、VDPEG=13(底面積高さ)=131211x=16xV_{DPEG} = \frac{1}{3}*(底面積*高さ) = \frac{1}{3}*\frac{1}{2}*1*1*x = \frac{1}{6}x
よって、四角錐EADGEADG = V=13(1211)=16V = \frac{1}{3} (\frac{1}{2} * 1 * 1) = \frac{1}{6}
立体PEGの体積はVAPEGV_ {APEG} + VDPEGV_ {DPEG} + VCBFGV_ {CBFG} + VAHDE=V/2V_ {AHDE} = V/2
16x\frac{1}{6} x +16(1x)+0+0\frac{1}{6}(1-x) + 0 + 0
これは正しくないです。
より良い解法:
平面PEGPEGで切断された小さい方の立体の体積は、立方体の体積の半分なので、1/2である。切断された立体の体積は、立方体から四面体ADPEADPE、四面体CBFGCBFGを引いたものである。
平面PEGPEGは立方体を半分にするので、切断面は立方体の中心を通る。立方体の中心は点OOである。
AE+CG2=12=>x+(1x)2\frac{AE +CG}{2} = \frac{1}{2} => \frac{x+(1-x)}{2}

3. 最終的な答え

x=1/2x = 1/2

「幾何学」の関連問題

与えられた図形の面積を求める問題です。図形は、一辺の長さが$x$の正方形から、半径$r$の円を4分の1切り取ったものが4つ組み合わさった形をしています。

面積正方形図形
2025/8/16

長方形の対角線の長さを求める問題です。長方形の縦の長さは $3$ cm、横の長さは $5$ cmです。

三平方の定理長方形対角線
2025/8/16

円に内接する四角形ABCDにおいて、AB=5, BC=CD=3, DA=2であるとき、この四角形が内接する円の半径を求める問題です。

四角形余弦定理正弦定理内接半径
2025/8/16

$0^\circ \leq \theta \leq 180^\circ$ で $\cos \theta = -\frac{2}{3}$ のとき、$\sin \theta$ と $\tan \theta...

三角関数三角比相互関係
2025/8/16

三角形OABがあり、辺OAを3:1に内分する点をC、辺ABの中点をM、線分OMの中点をNとする。点Pが直線CN上にあり、さらに直線OB上にある。OQを$\vec{OA}$と$\vec{OB}$を用いて...

ベクトル内分中点直線線分の長さ
2025/8/16

(1) 2点 $A(-1, 5)$ と $B(3, 3)$ を直径の両端とする円 $C_1$ の方程式を求める。 (2) 右図の円 $C_2$ の方程式を求める。ただし、円は点 $(0, 1)$ と ...

円の方程式座標平面距離中心
2025/8/16

与えられた三角関数の等式を証明する問題です。具体的には、 (1) $\cos(\alpha + \beta)\cos(\alpha - \beta) = \cos^2 \alpha - \sin^2 ...

三角関数三角恒等式加法定理三角関数の公式
2025/8/16

(1) 2点 A(-1, 5) と B(3, 3) を直径の両端とする円 C1 の方程式を求めます。 (2) 与えられた図の円 C2 の方程式を求めます。 (3) 円 C3 : $x^2 + y^2 ...

円の方程式座標平面
2025/8/16

円 $C: x^2 + y^2 - 8x - 6y + 9 = 0$ と直線 $l: 4x - 3y + a = 0$ が与えられている。ただし、$a$ は正の定数である。 (1) 円 $C$ の中心...

直線方程式接線面積
2025/8/16

点 $O(0, 0)$ と点 $A(0, 1)$ が与えられているとき、$AP^2 = OP^2 + 3$ を満たす点 $P$ の軌跡を求める。

軌跡座標平面距離
2025/8/16