まず、四角形を対角線ACで分割し、三角形ABCと三角形ADCを考えます。
それぞれの三角形に対して余弦定理を適用し、cos∠Bとcos∠Dの関係を求めます。 円に内接する四角形の対角の和は180°であることから、∠B+∠D=180°なので、cos∠D=cos(180°−∠B)=−cos∠Bが成り立ちます。 この関係を利用してcos∠Bの値を求めます。 次に、三角形ABCに対して余弦定理を適用し、対角線ACの長さを求めます。
最後に、三角形ABCに対して正弦定理を適用し、外接円の半径を求めます。
(1)三角形ABCに余弦定理を適用します。
AC2=AB2+BC2−2⋅AB⋅BC⋅cos∠B AC2=52+32−2⋅5⋅3⋅cos∠B AC2=34−30cos∠B (2)三角形ADCに余弦定理を適用します。
AC2=AD2+CD2−2⋅AD⋅CD⋅cos∠D AC2=22+32−2⋅2⋅3⋅cos∠D AC2=13−12cos∠D AC2=13−12(−cos∠B) AC2=13+12cos∠B (3)AC^2が等しいので、
34−30cos∠B=13+12cos∠B 21=42cos∠B cos∠B=21 (4) cos∠B=21なので、∠B=60° したがって、sin∠B=sin60°=23 (5)対角線ACの長さを求める
AC2=34−30cos∠B=34−30⋅21=34−15=19 AC=19 (6)正弦定理により、
sin∠BAC=2R 2R=2319 2R=3219 2R=3257 R=357