2つの円A, Cが接していて、四角形ABCDが正方形であるとき、色のついた部分の面積を求める。円Aの半径は2cm、正方形の一辺の長さは3cmである。

幾何学正方形面積図形
2025/8/15

1. 問題の内容

2つの円A, Cが接していて、四角形ABCDが正方形であるとき、色のついた部分の面積を求める。円Aの半径は2cm、正方形の一辺の長さは3cmである。

2. 解き方の手順

色のついた部分の面積は、正方形ABCDの面積から、円Aの四分の一の面積と、円Cの四分の一の面積を引くことで求められる。
まず、正方形の面積を計算する。正方形の一辺の長さは3cmなので、面積は3×3=9 cm23 \times 3 = 9 \text{ cm}^2
次に、円Aの四分の一の面積を計算する。円Aの半径は2cmなので、円Aの面積はπ×22=4π cm2\pi \times 2^2 = 4\pi \text{ cm}^2。したがって、円Aの四分の一の面積は14×4π=π cm2\frac{1}{4} \times 4\pi = \pi \text{ cm}^2
次に、円Cの四分の一の面積を計算する。円Cの半径は正方形の一辺の長さに等しいので、3cm。したがって、円Cの面積はπ×32=9π cm2\pi \times 3^2 = 9\pi \text{ cm}^2。円Cの四分の一の面積は14×9π=94π cm2\frac{1}{4} \times 9\pi = \frac{9}{4}\pi \text{ cm}^2
最後に、色のついた部分の面積を計算する。
色のついた部分の面積 = 正方形の面積 - 円Aの四分の一の面積 - 円Cの四分の一の面積
色のついた部分の面積 =9π94π=944π94π=9134π= 9 - \pi - \frac{9}{4}\pi = 9 - \frac{4}{4}\pi - \frac{9}{4}\pi = 9 - \frac{13}{4}\pi

3. 最終的な答え

色のついた部分の面積は 9134π cm29 - \frac{13}{4}\pi \text{ cm}^2 です。

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