平行四辺形ABCDにおいて、AC=ADであり、対角線AC上にEB=ECとなる点Eがある。∠ADC=68°のとき、∠xの大きさを求めよ。

幾何学平行四辺形二等辺三角形角度錯角
2025/8/15

1. 問題の内容

平行四辺形ABCDにおいて、AC=ADであり、対角線AC上にEB=ECとなる点Eがある。∠ADC=68°のとき、∠xの大きさを求めよ。

2. 解き方の手順

* **ステップ1:平行四辺形の性質を利用する**
平行四辺形ABCDなので、ABC=ADC=68°∠ABC = ∠ADC = 68°である。
* **ステップ2:二等辺三角形の性質を利用する**
AC=ADAC = ADより、三角形ADCは二等辺三角形である。
ACD=ADC=68°∠ACD = ∠ADC = 68°
したがって、CAD=180°68°68°=44°∠CAD = 180° - 68° - 68° = 44°
* **ステップ3:平行四辺形の性質を利用する**
平行四辺形ABCDなので、AD//BCAD // BC。よって、ACB=CAD=44°∠ACB = ∠CAD = 44°(錯角)。
* **ステップ4:二等辺三角形の性質を利用する**
EB=ECEB = ECより、三角形EBCは二等辺三角形である。
EBC=ECB∠EBC = ∠ECB
ECB=ACB=44°∠ECB = ∠ACB = 44°なので、EBC=44°∠EBC = 44°
* **ステップ5:∠xを求める**
ABC=ABE+EBC=68°∠ABC = ∠ABE + ∠EBC = 68°
ABE=x∠ABE = ∠xなので、x=68°EBC=68°44°=24°∠x = 68° - ∠EBC = 68° - 44° = 24°

3. 最終的な答え

24°

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