(1) 関数 $F(x) = \int_0^x t(t-2) dt$ について、$F'(x)$ を求め、極大値、極小値を与える $x$ の値とそれぞれの極値を求める。 (2) $x \geq 0$ のとき、関数 $G(x) = \int_0^x |t(t-2)| dt$ のグラフの概形を考える。$0 \leq t \leq 2$ のときと、$t \leq 0$, $2 \leq t$ のときの $|t(t-2)|$ の値を求める。
2025/8/15
1. 問題の内容
(1) 関数 について、 を求め、極大値、極小値を与える の値とそれぞれの極値を求める。
(2) のとき、関数 のグラフの概形を考える。 のときと、, のときの の値を求める。
2. 解き方の手順
(1)
まず、 を求める。微積分学の基本定理より、
したがって、ア = 2。
となる は 。
の符号を調べると、 で , で , で である。
したがって、 で極大値、 で極小値をとる。
したがって、イ = 0, ウ = 0, エ = 2, オカ = -4, キ = 3。
(2)
のとき、 より、 。したがって、ク = ②。
または のとき、 より、 。したがって、ケ = ①。
3. 最終的な答え
(1) ア = 2, イ = 0, ウ = 0, エ = 2, オカ = -4, キ = 3
(2) ク = ②, ケ = ①