関数 $y = 2x^2 + 3x + 1$ において、$x$ の値が $4$ から $4+h$ まで変化するときの平均変化率を求める。

解析学平均変化率関数二次関数
2025/4/6

1. 問題の内容

関数 y=2x2+3x+1y = 2x^2 + 3x + 1 において、xx の値が 44 から 4+h4+h まで変化するときの平均変化率を求める。

2. 解き方の手順

平均変化率は、変化後の yy の値から変化前の yy の値を引き、それを xx の変化量で割ることで求められます。
まず、x=4x=4 のときの yy の値を計算します。
y(4)=2(4)2+3(4)+1=2(16)+12+1=32+12+1=45y(4) = 2(4)^2 + 3(4) + 1 = 2(16) + 12 + 1 = 32 + 12 + 1 = 45
次に、x=4+hx = 4+h のときの yy の値を計算します。
y(4+h)=2(4+h)2+3(4+h)+1=2(16+8h+h2)+12+3h+1=32+16h+2h2+12+3h+1=2h2+19h+45y(4+h) = 2(4+h)^2 + 3(4+h) + 1 = 2(16 + 8h + h^2) + 12 + 3h + 1 = 32 + 16h + 2h^2 + 12 + 3h + 1 = 2h^2 + 19h + 45
平均変化率は、y(4+h)y(4)(4+h)4\frac{y(4+h) - y(4)}{(4+h) - 4} で求められます。
(2h2+19h+45)45(4+h)4=2h2+19hh\frac{(2h^2 + 19h + 45) - 45}{(4+h) - 4} = \frac{2h^2 + 19h}{h}
hh で割ると、
2h2+19hh=2h+19\frac{2h^2 + 19h}{h} = 2h + 19

3. 最終的な答え

2h+192h + 19

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