与えられた正八角形において、$\angle AIH$の大きさを求める問題です。点Iは線分ADと線分AHの交点です。線分AD、AHが図に示されています。

幾何学正八角形角度内角二等辺三角形
2025/8/15

1. 問題の内容

与えられた正八角形において、AIH\angle AIHの大きさを求める問題です。点Iは線分ADと線分AHの交点です。線分AD、AHが図に示されています。

2. 解き方の手順

正八角形の内角の和は、(82)×180=6×180=1080(8-2) \times 180^\circ = 6 \times 180^\circ = 1080^\circです。
正八角形の1つの内角は、10808=135\frac{1080^\circ}{8} = 135^\circです。
DAB=HAB=135\angle DAB = \angle HAB = 135^\circ です。
HAB\triangle HABに着目すると、HA=ABHA=ABより、 HAB\triangle HABは二等辺三角形。
AHB=ABH=1801352=452=22.5\angle AHB = \angle ABH = \frac{180^\circ - 135^\circ}{2} = \frac{45^\circ}{2} = 22.5^\circ
BAD=135\angle BAD = 135^\circ です。
正八角形であることから、AB=BC=CDAB=BC=CDです。
ABC\triangle ABCおよびBCD\triangle BCDも二等辺三角形なので、BAC=BCA=CBD=CDB=1801352=452=22.5\angle BAC = \angle BCA = \angle CBD = \angle CDB = \frac{180^\circ - 135^\circ}{2} = \frac{45^\circ}{2} = 22.5^\circ
したがって、CAD=BADBAC=13522.5=112.5\angle CAD = \angle BAD - \angle BAC = 135^\circ - 22.5^\circ = 112.5^\circ
また、HAI=90\angle HAI = 90^\circ であるので、AIH\triangle AIH において AIH\angle AIH を求める。
AHI=22.5\angle AHI = 22.5^\circ
IAH=90\angle IAH = 90^\circ (図より)
AIH=180(90+22.5)=180112.5=67.5\angle AIH = 180^\circ - (90^\circ + 22.5^\circ) = 180^\circ - 112.5^\circ = 67.5^\circ

3. 最終的な答え

AIH=67.5\angle AIH = 67.5^\circ

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