6個の数字 0, 1, 2, 3, 4, 5 を使って、同じ数字を2度以上使わないという条件のもとで、以下の個数を求める問題です。 (1) 6桁の整数の個数 (2) 6桁の整数で5の倍数の個数
2025/8/16
1. 問題の内容
6個の数字 0, 1, 2, 3, 4, 5 を使って、同じ数字を2度以上使わないという条件のもとで、以下の個数を求める問題です。
(1) 6桁の整数の個数
(2) 6桁の整数で5の倍数の個数
2. 解き方の手順
(1) 6桁の整数の個数
6桁の整数なので、先頭の桁は0以外の数字である必要があります。
まず、先頭の桁の選び方は、1, 2, 3, 4, 5 の5通りです。
次に、2桁目以降は残りの5個の数字から選ぶことになります。
2桁目の選び方は5通り、3桁目の選び方は4通り、4桁目の選び方は3通り、5桁目の選び方は2通り、6桁目の選び方は1通りです。
したがって、6桁の整数の個数は
通りです。
(2) 6桁の整数で5の倍数の個数
6桁の整数が5の倍数であるためには、末尾の桁が0または5である必要があります。
(i) 末尾の桁が0の場合
末尾の桁が0である場合、残りの5桁は1, 2, 3, 4, 5 の5個の数字から選ぶことになります。
先頭の桁の選び方は5通り、2桁目の選び方は4通り、3桁目の選び方は3通り、4桁目の選び方は2通り、5桁目の選び方は1通りです。
したがって、末尾の桁が0である6桁の整数の個数は
通りです。
(ii) 末尾の桁が5の場合
末尾の桁が5である場合、先頭の桁は0以外の数字である必要があります。
先頭の桁は0と5以外の1, 2, 3, 4 の4通りです。
2桁目以降は残りの4個の数字と0から選ぶことになります。
2桁目の選び方は4通り、3桁目の選び方は3通り、4桁目の選び方は2通り、5桁目の選び方は1通りです。
したがって、末尾の桁が5である6桁の整数の個数は
通りです。
(i)と(ii)を足し合わせることで、6桁の整数で5の倍数の個数を求めることができます。
通りです。
3. 最終的な答え
(1) 600個
(2) 216個