台形ABCDにおいて、AD//BC, A(6, 0), C(0, 9), D(-3, 0), AD:BC=3:1である。以下のものを求めます。 (1) 点Bの座標 (2) 台形ABCDの面積 (3) 点Bを通り、台形ABCDの面積を2等分する直線の式 (4) 点Aを通り、台形ABCDの面積を2等分する直線の式
2025/8/16
1. 問題の内容
台形ABCDにおいて、AD//BC, A(6, 0), C(0, 9), D(-3, 0), AD:BC=3:1である。以下のものを求めます。
(1) 点Bの座標
(2) 台形ABCDの面積
(3) 点Bを通り、台形ABCDの面積を2等分する直線の式
(4) 点Aを通り、台形ABCDの面積を2等分する直線の式
2. 解き方の手順
(1) 点Bの座標
AD:BC = 3:1より、BCの長さはADの1/3である。
AD = 6 - (-3) = 9
BC = 9 * (1/3) = 3
C(0, 9)より、Bのx座標は3である。y座標はCと同じ9なので、B(3, 9)。
(2) 台形ABCDの面積
台形の面積は、(上底 + 下底) * 高さ / 2 で求められる。
上底AD = 9、下底BC = 3、高さはCのy座標から9である。
面積 = (9 + 3) * 9 / 2 = 12 * 9 / 2 = 54
(3) 点Bを通り、台形ABCDの面積を2等分する直線の式
台形ABCDの面積を2等分する直線は、台形の重心を通る。
台形の重心は、上底と下底の中点を結ぶ線分の中点ではない。面積を2等分するので、線分ACの中点を通る直線を考える。
ACの中点をMとすると、Mの座標は((6+0)/2, (0+9)/2) = (3, 4.5)である。
点B(3, 9)を通り、台形ABCDの面積を2等分する直線は、ACの中点M(3, 4.5)も通る。
したがって、直線はx=3となる。
(4) 点Aを通り、台形ABCDの面積を2等分する直線の式
ADの中点をNとすると、Nの座標は((6-3)/2, (0+0)/2) = (1.5, 0)である。点A(6, 0)を通り、台形ABCDの面積を2等分する直線は、ADの中点N(1.5, 0)も通らない。
台形の面積を二等分するためには、線分CDの中点を通る必要がある。
CDの中点をPとする。Pの座標は((-3+0)/2, (0+9)/2) = (-1.5, 4.5)。
A(6,0)とP(-1.5, 4.5)を通る直線の傾きmは、
したがって、求める直線は、
3. 最終的な答え
(1) B(3, 9)
(2) 54
(3) x = 3
(4)