(1) 点A(6, 6), B(-2, 2)が与えられたとき、以下のものを求めます。 ① △OABの面積 ② 直線OAに平行で点Bを通る直線の式 ③ △OAB = △OAC となるy軸上の点Cの座標 ④ △OAB = △OAD となるx軸上の点Dの座標 (2) 点A(8, 0), C(2, 3) が与えられたとき、点Cを通る直線とx軸の交点をD, y軸の交点をEとします。△CEB = △OED であるとき、点Eの座標を求めます。ただし、点Bは図に示されていますが座標は与えられていません。点Bの座標が不明なので、(2)の問題は解けません。

幾何学座標平面三角形の面積直線の式平行座標
2025/8/16

1. 問題の内容

(1) 点A(6, 6), B(-2, 2)が与えられたとき、以下のものを求めます。
① △OABの面積
② 直線OAに平行で点Bを通る直線の式
③ △OAB = △OAC となるy軸上の点Cの座標
④ △OAB = △OAD となるx軸上の点Dの座標
(2) 点A(8, 0), C(2, 3) が与えられたとき、点Cを通る直線とx軸の交点をD, y軸の交点をEとします。△CEB = △OED であるとき、点Eの座標を求めます。ただし、点Bは図に示されていますが座標は与えられていません。点Bの座標が不明なので、(2)の問題は解けません。

2. 解き方の手順

(1) ① △OABの面積
三角形の面積は、座標を使って計算できます。原点O(0, 0), A(6, 6), B(-2, 2) を頂点とする三角形の面積は、次の公式で計算できます。
S=12x1(y2y3)+x2(y3y1)+x3(y1y2)S = \frac{1}{2} |x_1(y_2 - y_3) + x_2(y_3 - y_1) + x_3(y_1 - y_2)|
ここで、x1=0,y1=0,x2=6,y2=6,x3=2,y3=2x_1 = 0, y_1 = 0, x_2 = 6, y_2 = 6, x_3 = -2, y_3 = 2 とすると、
S=120(62)+6(20)+(2)(06)S = \frac{1}{2} |0(6 - 2) + 6(2 - 0) + (-2)(0 - 6)|
S=120+12+12=1224=12S = \frac{1}{2} |0 + 12 + 12| = \frac{1}{2} |24| = 12
(1) ② 直線OAに平行で点Bを通る直線の式
直線OAの傾きは、6060=1\frac{6 - 0}{6 - 0} = 1 です。
したがって、直線OAに平行な直線の傾きも1です。
点B(-2, 2) を通る傾き1の直線の式は、y2=1(x(2))y - 2 = 1(x - (-2)) より、y=x+4y = x + 4 となります。
(1) ③ △OAB = △OAC となるy軸上の点Cの座標
△OABの面積は12です。点Cはy軸上にあるので、C(0, y) とおけます。△OACの面積を計算します。
S=120(6y)+6(y0)+0(06)S = \frac{1}{2} |0(6 - y) + 6(y - 0) + 0(0 - 6)|
S=126y=3yS = \frac{1}{2} |6y| = |3y|
△OAB = △OAC より、3y=12|3y| = 12 です。したがって、3y=123y = 12 または 3y=123y = -12 です。
y=4y = 4 または y=4y = -4 となります。
よって、点Cの座標は (0, 4) または (0, -4) です。
(1) ④ △OAB = △OAD となるx軸上の点Dの座標
△OABの面積は12です。点Dはx軸上にあるので、D(x, 0) とおけます。△OADの面積を計算します。
S=120(60)+6(00)+x(06)S = \frac{1}{2} |0(6 - 0) + 6(0 - 0) + x(0 - 6)|
S=126x=3x=3xS = \frac{1}{2} |-6x| = | -3x | = |3x|
△OAB = △OAD より、3x=12|3x| = 12 です。したがって、3x=123x = 12 または 3x=123x = -12 です。
x=4x = 4 または x=4x = -4 となります。
よって、点Dの座標は (4, 0) または (-4, 0) です。

3. 最終的な答え

(1) ① △OABの面積: 12
(1) ② 直線OAに平行で点Bを通る直線の式: y=x+4y = x + 4
(1) ③ 点Cの座標: (0, 4) または (0, -4)
(1) ④ 点Dの座標: (4, 0) または (-4, 0)
(2) 点Eの座標: 解答不可

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