(1) y=3x2+6x+c の場合 まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=3(x2+2x)+c=3(x2+2x+1−1)+c=3(x+1)2−3+c したがって、軸は x=−1 です。 定義域 −2≤x≤1 におけるグラフを考えます。 軸は定義域に含まれるため、頂点で最小値をとります。
x=−1 のとき y=−3+c x=1 のとき y=3(1)2+6(1)+c=3+6+c=9+c x=−2 のとき y=3(−2)2+6(−2)+c=12−12+c=c このグラフは下に凸なので、最大値は x=1 のときに発生します。 よって、 9+c=7 となるため、c=−2 です。 最小値は x=−1 のときで、 y=−3+c=−3−2=−5 となります。 (2) y=−2x2+12x+c の場合 与えられた2次関数を平方完成します。
y=−2(x2−6x)+c=−2(x2−6x+9−9)+c=−2(x−3)2+18+c 定義域 −2≤x≤2 におけるグラフを考えます。 軸は定義域に含まれないため、端点で最大値をとります。
このグラフは上に凸なので、x=−2 で最小、x=2 で最大値をとるか、x=2 で最小、x=−2 で最大値をとります。 x=2 のとき y=−2(2)2+12(2)+c=−8+24+c=16+c x=−2 のとき y=−2(−2)2+12(−2)+c=−8−24+c=−32+c x=2 で最大値をとる場合、16+c=7 となるので c=−9 です。このとき、最小値は −32+c=−32−9=−41 x=−2 で最大値をとる場合、−32+c=7 となるので c=39 です。このとき、最大値は 16+c=16+39=55 軸が定義域に含まれないため、x=2で最大値7を取ります。この時、y=−2(x−3)2+18+c=−2(2−3)2+18+c=−2(1)+18+c=16+c=7、c=−9 また、最小値はx=−2で発生します。 y=−2(−2−3)2+18−9=−2(25)+9=−50+9=−41