(1) 30!の中に3がいくつ含まれているかを数える。
30 ÷ 3 = 10
10 ÷ 3 = 3 あまり 1
3 ÷ 3 = 1
よって、30!には3が 10 + 3 + 1 = 14 個含まれている。
30!=314k と表せる。ここで、k は 3 の倍数ではない。 しかし、k は 3a という形をしているため、k=3k′ (k′ は自然数)と表せる。 よって、30!=314(3k′)=315k′ (k′ は3の倍数ではない) (2) n2+35=k (kは整数)とおく。 n2+35=k2 k2−n2=35 (k+n)(k−n)=35 k+n と k−n は整数なので、(k+n,k−n) の組み合わせは (35,1),(7,5),(5,7),(1,35) である。 k+n=35,k−n=1 のとき、2k=36, k=18, n=17 k+n=7,k−n=5 のとき、2k=12, k=6, n=1 k+n=5,k−n=7 のとき、2k=12, k=6, n=−1 k+n=1,k−n=35 のとき、2k=36, k=18, n=−17 nは自然数なので、n=1,17 (3) x(x+1)(x−1)−4=xa+x+1b+x−1c 両辺に x(x+1)(x−1) をかけると −4=a(x+1)(x−1)+bx(x−1)+cx(x+1) −4=a(x2−1)+b(x2−x)+c(x2+x) −4=(a+b+c)x2+(−b+c)x−a x2 の係数を比較して、a+b+c=0 x の係数を比較して、−b+c=0 定数項を比較して、−a=−4 したがって、a=4,−b+c=0,4+b+c=0 c=b より、4+2b=0, b=−2 したがって、a=4,b=−2,c=−2 (4) t+3i2+si=1+i 2+si=(1+i)(t+3i) 2+si=t+3i+ti−3 2+si=(t−3)+(t+3)i 実部を比較して、2=t−3 虚部を比較して、s=t+3 したがって、t=5,s=5+3=8