1. 問題の内容
関数 の極値を求めます。
2. 解き方の手順
1. まず、与えられた関数を微分して、導関数 $f'(x)$ を求めます。
2. 次に、$f'(x) = 0$ となる $x$ の値を求めます。これが極値の候補となる点です。
3. 求めた $x$ の値に対して、さらに2階微分 $f''(x)$ を計算し、その符号を調べます。$f''(x) > 0$ ならば極小、$f''(x) < 0$ ならば極大です。$f''(x) = 0$ ならば、その点では極値を持たないか、またはより高次の微分を調べる必要があります。
4. 極大・極小となる $x$ の値を元の関数 $f(x)$ に代入して、極大値・極小値を計算します。
手順1: 微分
を微分すると、
手順2: となる を求める
より、
手順3: 2階微分を計算し、符号を調べる
を微分すると、
のとき、 なので、 で極小値をとります。
のとき、 なので、 で極大値をとります。
手順4: 極大値・極小値を計算する
3. 最終的な答え
で極小値 をとる。
で極大値 をとる。