与えられたデータは、100点満点の数学のテストの点数です。このデータから、第2四分位数、第1四分位数、第3四分位数を求めます。 データは以下の通りです。 58, 62, 65, 67, 72, 75, 76, 78, 85, 88, 90, 94

確率論・統計学四分位数データの分析中央値統計
2025/4/6

1. 問題の内容

与えられたデータは、100点満点の数学のテストの点数です。このデータから、第2四分位数、第1四分位数、第3四分位数を求めます。
データは以下の通りです。
58, 62, 65, 67, 72, 75, 76, 78, 85, 88, 90, 94

2. 解き方の手順

まず、与えられたデータが小さい順に並んでいることを確認します。今回はすでに並んでいます。
データの個数 nn は12個です。
(1) 第2四分位数(中央値)
データの個数が偶数なので、中央2つの値の平均が中央値になります。
中央の値は、6番目の値(75)と7番目の値(76)です。
よって、第2四分位数は、
75+762=1512=75.5\frac{75 + 76}{2} = \frac{151}{2} = 75.5
(2) 第1四分位数
第1四分位数は、データの前半部分の中央値です。
前半部分は、58, 62, 65, 67, 72, 75 です。データの個数は6個なので、中央2つの値の平均が第1四分位数になります。
中央の値は、3番目の値(65)と4番目の値(67)です。
よって、第1四分位数は、
65+672=1322=66\frac{65 + 67}{2} = \frac{132}{2} = 66
(3) 第3四分位数
第3四分位数は、データの後半部分の中央値です。
後半部分は、76, 78, 85, 88, 90, 94 です。データの個数は6個なので、中央2つの値の平均が第3四分位数になります。
中央の値は、3番目の値(85)と4番目の値(88)です。
よって、第3四分位数は、
85+882=1732=86.5\frac{85 + 88}{2} = \frac{173}{2} = 86.5

3. 最終的な答え

(1) 第2四分位数:75.5
(2) 第1四分位数:66、第3四分位数:86.5

「確率論・統計学」の関連問題

1つのサイコロを5回投げるとき、3の倍数(3または6)の目が出る回数を確率変数 $X$ とします。 (1) $X = r$ となる確率 $P(X = r)$ を求めなさい。 (2) この確率変数 $X...

確率二項分布サイコロ確率変数
2025/7/25

くじ引きが1回行われ、各等の当たる確率が表で与えられています。 (1) 3等または4等が当たる確率を求めます。 (2) 2等から4等までのいずれかが当たる確率を求めます。

確率加法定理くじ引き
2025/7/25

1つのサイコロを投げたとき、事象Aを「偶数の目が出る」、事象Bを「3の目が出る」、事象Cを「3の倍数の目が出る」とする。これらの事象のうち、互いに排反なものはどれか。

確率事象排反事象サイコロ
2025/7/25

確率変数 $X$ の値の範囲が $0 \leq x \leq 3$ であり、その確率密度関数が $f(x) = ax$ であるとき、$a$ の値と $P(1 \leq X \leq 2)$ を求める問...

確率密度関数積分確率変数
2025/7/25

袋の中に赤球3個、青球2個、白球1個が入っている。この袋から球を1個取り出し、色を確認してからもとに戻すという試行を3回繰り返す。3回とも同じ色の球が出る確率を求める。

確率反復試行組み合わせ
2025/7/25

赤球3個、青球2個、白球1個が入った袋から球を1個取り出し、色を確認してからもとに戻すという試行を3回繰り返すとき、3回とも同じ色の球が出る確率を求めよ。

確率事象独立試行確率の加法定理
2025/7/25

くじAは10本中当たりくじが2本、くじBは100本中当たりくじが5本入っている。それぞれのくじを1本ずつ引くとき、少なくとも1本は当たりくじを引く確率を求めよ。

確率独立事象排反事象
2025/7/25

赤球3個、青球2個、白球1個が入った袋から球を1個取り出し、色を確認してからもとに戻すという試行を3回繰り返すとき、3回とも異なる色の球が出る確率を求める。

確率反復試行場合の数組み合わせ
2025/7/25

赤球3個、青球2個、白球1個が入った袋から球を1個取り出し、色を確認してからもとに戻すという試行を3回繰り返す。このとき、3回とも異なる色の球が出る確率を求めよ。

確率組み合わせ独立試行
2025/7/25

袋Aには赤球5個、白球3個が入っており、袋Bには赤球4個、白球2個が入っている。袋Aから3個、袋Bから2個の球を同時に取り出すとき、取り出した球が全部赤球である確率を求める。

確率組み合わせ独立事象
2025/7/25