問題4, 5, 6を解きます。 問題4: 家から学校までの道のりが2760m、郵便局までは分速80m、郵便局から学校までは分速100mで歩き、合計30分かかった。郵便局は家から何mのところにあるか。 問題5: ある中学校の今年の人数は去年より男子が6%増加、女子が5%減少で全体では2人増加。今年の全体の人数が512人であるとき、去年の女子の人数は? 問題6: A, B2種類の食塩水があり、Aを300gとBを200g混ぜると食塩34g、Aを200gとBを300g混ぜると食塩31g。Aの食塩水の濃度は?

代数学文章題連立方程式濃度割合
2025/4/6

1. 問題の内容

問題4, 5, 6を解きます。
問題4: 家から学校までの道のりが2760m、郵便局までは分速80m、郵便局から学校までは分速100mで歩き、合計30分かかった。郵便局は家から何mのところにあるか。
問題5: ある中学校の今年の人数は去年より男子が6%増加、女子が5%減少で全体では2人増加。今年の全体の人数が512人であるとき、去年の女子の人数は?
問題6: A, B2種類の食塩水があり、Aを300gとBを200g混ぜると食塩34g、Aを200gとBを300g混ぜると食塩31g。Aの食塩水の濃度は?

2. 解き方の手順

問題4:
郵便局までをx mとすると、郵便局から学校までは 2760x2760 - x m。
郵便局までにかかった時間は x80\frac{x}{80} 分、郵便局から学校までにかかった時間は 2760x100\frac{2760-x}{100} 分。
合計で30分なので、以下の式が成り立つ。
x80+2760x100=30\frac{x}{80} + \frac{2760-x}{100} = 30
両辺に400を掛けて、
5x+4(2760x)=120005x + 4(2760-x) = 12000
5x+110404x=120005x + 11040 - 4x = 12000
x=960x = 960
問題5:
去年の男子の人数をx、女子の人数をyとする。
今年の男子の人数は 1.06x1.06x、今年の女子の人数は 0.95y0.95y
今年の合計人数が512人なので、 1.06x+0.95y=5121.06x + 0.95y = 512
また、全体で2人増えたので 1.06x+0.95y=x+y+21.06x + 0.95y = x + y + 2
0.06x0.05y=20.06x - 0.05y = 2
6x5y=2006x - 5y = 200
また、 1.06x+0.95y=5121.06x + 0.95y = 512 より、
106x+95y=51200106x + 95y = 51200
6x=5y+2006x = 5y + 200
x=5y+2006x = \frac{5y+200}{6}
1065y+2006+95y=51200106 \cdot \frac{5y+200}{6} + 95y = 51200
106(5y+200)+570y=307200106(5y+200) + 570y = 307200
530y+21200+570y=307200530y + 21200 + 570y = 307200
1100y=2860001100y = 286000
y=260y = 260
問題6:
Aの食塩水の濃度をa, Bの食塩水の濃度をbとする。
Aを300g、Bを200g混ぜると食塩34gなので、
300a100+200b100=34300 \cdot \frac{a}{100} + 200 \cdot \frac{b}{100} = 34
3a+2b=343a + 2b = 34
Aを200g、Bを300g混ぜると食塩31gなので、
200a100+300b100=31200 \cdot \frac{a}{100} + 300 \cdot \frac{b}{100} = 31
2a+3b=312a + 3b = 31
9a+6b=1029a + 6b = 102
4a+6b=624a + 6b = 62
5a=405a = 40
a=8a = 8

3. 最終的な答え

問題4: 960
問題5: 260
問題6: 8

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