直線 $y = 2x + 1$, $x = 0$, $x = a$, および $x$ 軸で囲まれた部分の面積が 20 となるような定数 $a$ の値を求める問題です。ただし、$a > 0$ とします。

解析学定積分面積方程式
2025/3/12

1. 問題の内容

直線 y=2x+1y = 2x + 1, x=0x = 0, x=ax = a, および xx 軸で囲まれた部分の面積が 20 となるような定数 aa の値を求める問題です。ただし、a>0a > 0 とします。

2. 解き方の手順

求める面積は、定積分で計算できます。
まず、積分区間は 00 から aa です。
そして、y=2x+1y = 2x + 1 を積分します。
定積分を計算すると、
0a(2x+1)dx=[x2+x]0a=(a2+a)(02+0)=a2+a\int_{0}^{a} (2x + 1) dx = [x^2 + x]_{0}^{a} = (a^2 + a) - (0^2 + 0) = a^2 + a
となります。
この面積が 20 であるから、a2+a=20a^2 + a = 20 という方程式が成り立ちます。
これを解くと、
a2+a20=0a^2 + a - 20 = 0
(a+5)(a4)=0(a + 5)(a - 4) = 0
a=5a = -5 または a=4a = 4
となります。
ただし、a>0a > 0 なので、a=4a = 4 が解となります。

3. 最終的な答え

a=4a = 4

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