問題3は、10人の生徒のけんすいの回数のデータが与えられており、以下の3つの問いに答える必要があります。 (1) 第2四分位数(中央値)を求める。 (2) 四分位範囲を求める。 (3) 箱ひげ図をかく。 与えられたデータは、1, 1, 2, 2, 3, 5, 6, 7, 8, 9 です。

確率論・統計学四分位数中央値箱ひげ図データ分析
2025/4/6

1. 問題の内容

問題3は、10人の生徒のけんすいの回数のデータが与えられており、以下の3つの問いに答える必要があります。
(1) 第2四分位数(中央値)を求める。
(2) 四分位範囲を求める。
(3) 箱ひげ図をかく。
与えられたデータは、1, 1, 2, 2, 3, 5, 6, 7, 8, 9 です。

2. 解き方の手順

(1) 第2四分位数(中央値)を求める。
データは10個あるので、中央値は5番目と6番目の値の平均です。
5番目の値は3、6番目の値は5なので、中央値は 3+52=4 \frac{3+5}{2} = 4 です。
(2) 四分位範囲を求める。
四分位範囲は、第3四分位数(Q3)から第1四分位数(Q1)を引いたものです。
まず、第1四分位数(Q1)を求めます。Q1は、データの前半部分の中央値です。データの前半部分は1, 1, 2, 2, 3 です。
Q1は、この中央値なので、Q1 = 2 です。
次に、第3四分位数(Q3)を求めます。Q3は、データの後半部分の中央値です。データの後半部分は6, 7, 8, 9 です。
後半部分は5つのデータです。データ数は偶数なので、中央値は(データの6番目+7番目のデータ)/2で求める。
Q3 = (7+8)/2 = 7.5です。
四分位範囲は、Q3 - Q1 = 7.5 - 2 = 5.5 です。
(3) 箱ひげ図をかく。
箱ひげ図をかくには、以下の情報が必要です。
- 最小値:1
- 第1四分位数(Q1):2
- 第2四分位数(中央値):4
- 第3四分位数(Q3):7.5
- 最大値:9
これらの情報をもとに、箱ひげ図を作成します。
横軸は、0から10までのスケールで、2ごとに区切られていると仮定します。
最小値の1に点を打ちます。Q1である2に線を引きます。中央値の4に線を引きます。Q3である7.5に線を引きます。最大値の9に点を打ちます。Q1とQ3を結んで箱を作ります。最小値の点からQ1の線まで線を引き、最大値の点からQ3の線まで線を引きます。

3. 最終的な答え

(1) 第2四分位数(中央値):4
(2) 四分位範囲:5.5
(3) 箱ひげ図:(上記参照)

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