まず、真数条件を確認します。対数の真数は正である必要があるため、x−4>0 かつ x−2>0 が必要です。 したがって、x>4 かつ x>2 となり、x>4 が真数条件となります。 次に、対数の性質を用いて不等式を簡略化します。対数の和は真数の積に等しいので、
log3(x−4)+log3(x−2)=log3((x−4)(x−2)) したがって、不等式は
log3((x−4)(x−2))<1 となります。
底が3の対数を外します。31=3 なので、 (x−4)(x−2)<3 展開して整理すると、
x2−6x+8<3 x2−6x+5<0 (x−1)(x−5)<0 したがって、1<x<5 となります。 最後に、真数条件 x>4 と 1<x<5 の共通範囲を求めます。