2桁の自然数があります。この数の十の位の数は一の位の数の3倍より1小さい。また、十の位の数と一の位の数を入れ替えると、もとの数より27小さくなる。もとの自然数を求めなさい。

代数学連立方程式文章題整数
2025/8/18

1. 問題の内容

2桁の自然数があります。この数の十の位の数は一の位の数の3倍より1小さい。また、十の位の数と一の位の数を入れ替えると、もとの数より27小さくなる。もとの自然数を求めなさい。

2. 解き方の手順

求める自然数の十の位の数を xx、一の位の数を yy とします。
このとき、もとの自然数は 10x+y10x + y と表されます。
問題文より、以下の2つの条件がわかります。
* 十の位の数は一の位の数の3倍より1小さい: x=3y1x = 3y - 1
* 十の位と一の位の数を入れ替えると、もとの数より27小さくなる: 10x+y(10y+x)=2710x + y - (10y + x) = 27
これらの条件から連立方程式を立てて解きます。
まず、2つ目の式を整理します。
10x+y(10y+x)=2710x + y - (10y + x) = 27
10x+y10yx=2710x + y - 10y - x = 27
9x9y=279x - 9y = 27
xy=3x - y = 3
これで連立方程式ができました。
x=3y1x = 3y - 1
xy=3x - y = 3
1つ目の式を2つ目の式に代入します。
(3y1)y=3(3y - 1) - y = 3
2y1=32y - 1 = 3
2y=42y = 4
y=2y = 2
y=2y=2x=3y1x = 3y - 1 に代入します。
x=3(2)1x = 3(2) - 1
x=61x = 6 - 1
x=5x = 5
したがって、十の位の数は5、一の位の数は2です。
もとの自然数は 10x+y=10(5)+2=5210x + y = 10(5) + 2 = 52 です。

3. 最終的な答え

52

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